読者のみなさんこんにちは!
FTJS!ジャムセッション講座運営事務局の畠山です。
さてさて、今回は
【桜の木の下で広がるセッションの輪】
というお話。
東京では桜は見頃を迎えております。
「ジャムセッションが出来ると友達の輪が広がります。」
4月の第一週の土曜日は
ちょうどFTJS!の講座もなく、
FTJS!の生徒の若手メンバーが花見をやるというので、
僕は途中からお邪魔してきました。
アコギ、シェイカー、小型のキーボード、そして歌
少人数でこぢんまりとしていましたが、
かなり盛り上がっていました。
そして、そんな僕らに興味を持った
知らないお兄さんがいきなり乱入!!
乱入して来た時は不審な危ない人かと思いましたが。笑
乱入早々ギター弾かせてくれといったので
弾いてもらったら
ボサノヴァのスタンダードが飛び出してきました!
その曲にすかさず、
その中でも長いこと通ってくれている
ピアノの女の子がアドリブで合わせると
知らないお兄さんも「お!?すげーな!」となり
一気に打ち解けていきました。
そこで僕らも
スタンダードナンバーを演奏!
セッション歴が浅いメンバーでも
簡単にできるスタンドバイミーで
知らないお兄さんと一緒に大熱唱
聞けば、そのお兄さんも
学生の頃はヘビメタを聞いていたが、
最近はボサノヴァにハマっているという、
かなり、ジャンルの壁を飛び越えている陽気な方でした。
そういう奇特な人なので
他人という壁を飛び越えて
乱入してしまったのかもしれません(笑)
桜の下のセッション大会は続く。
途中でギターの弦が1本切れても。(3弦です。)
弦が切れた時点で、
モチベーションが下がるかと思いきや…
僕はそんなのおかまい無しに
ソロをとり、コードを弾き、ベースラインを奏でました(笑)
盛り上がりもマックスのお兄さん
「自分の仲間のところにウクレレあるから
ちょっととりにいってくる」と一時離脱。
日が暮れて来たのでジャズの名曲
フライミートゥーザムーンでセッションして黄昏
ちょっとブレイクタイム。
夜になり、かなり肌寒くなって来たので、
「そろそろお開きかな?」という話が出て来たところで
ウクレレを引っさげてのお兄さん再登場
しかもお仲間さんも引き連れて来ました!
人数も増え、
「じゃ最後に一曲!」と
また盛り上がる宴会。
で、ビートルズの「ツイスト&シャウト」で
みんなで大熱唱をし(歌詞はうろ覚え)
マラカスを持っていたメンバーで
シャカシャカとリズムだけのソロ回し。
(一人はなんと厚底の紙皿を裏返してパーカッションしていました 笑)
演奏が終わっても
まだまだ熱が冷めないメンバー達。
その中で焼きそばを黙々と食べる人に目をつけた、
土曜のメルマガでおなじみの
さやかちゃんがテンション上がって
「焼きそば」をテーマに即興曲を披露する流れに。
すかさず、
楽器を持っていた僕とピアノの女の子で
「じゃあGのブルース進行で」って簡単に打ち合わせをして
バッキング開始!
ワケの分からない焼きそばのブルース
異様に盛り上がる焼きそばのブルース
「焼きそば」「青のり」「紅ショウガ」
いろんな焼きそばワードで
コール&レスポンスして盛り上がる焼きそばのブルース
1本弦の無いギターで弾く焼きそばのブルース
2オクターブしかないピアノで弾く焼きそばのブルース
余った紙皿でパーカッションする焼きそばのブルース
その日に初めて出会ったメンバーで大熱唱する、
その日に初めて生まれた焼きそばのブルース
焼きそばのブルースで心が1つになったところで、
宴は大団円を迎えました。
さらに、
片付けをしていると、
今まで絡みのなかったお隣の集団から
「盛り上げてくれてありがとう!」
とやたらいっぱいお土産を頂きました。
一期一会でまた会えるかは分かりませんが、
ジャムセッションができると
知らない人とこんなにも繋がれるんだなと実感した出来事でした。
【本日のポイント!!】
・ジャムセッションができると知らない人とも繋がれる
・ロック、ジャズ、ボサ、ブルースなどなど、
いろんなジャンルの有名どころでセッションできると輪が広がりやすい。
・その時そこにあるだけの機材や環境でも盛り上がることは出来る。
・オリジナル即興セッションも出来ると更に面白い!
実はこの日、僕は「セッションホスト」としても
意識していたポイントがありますが
それはまたの機会があれば…
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。