こんにちは、畠山勇一です。
「面接」は必ずと言っていいほど
何処かしらで出くわすイベントですよね。
僕も過去に数回経験した事があります。
特に学生は今後の人生が大きく変わってしまうような一大イベント。
(そんな僕は大学に行ってないので就活していないのですけど。)
ほぼ1発勝負で自分をアピールしなくてはいけない。
しかも聞くところによれば、
最近は奇をてらった質問や応答があるとかないとか…
そんな特殊な面接には果たして役に立つかは分かりませんが(笑)、
面接をジャムセッション的な視点で切っていきます!
いえ、
ジャムセッションを面接と絡めて切っていきます!(笑)
タイトルにあるように
この2つにはある共通の
失敗パターンがあります。
それは、
【自分をアピールしすぎようとする事】
もちろん、
自分にできることを素のままアピールする事はむしろ良い事です。
それは自信を持って行って下さい。
ですが、心の中で「自信ないな〜」と思っていることを
取り繕うようなアピールは逆効果です。
口調もちょっと食い気味で姿勢も前のめり。
身体全体を使って
「焦っていっぱいいっぱい」な印象を与えてしまいます。
これはセッションでもありがちな事です。
難曲でセッションをする時、
まったく初めての曲でセッションする時、
知らない人しかいない状況でセッションする時。
こういう時に人は、緊張してあがってしまい
多少テクニックがある人ほど
いつも以上に力んで大きな音で、バリバリ弾いてしまうのです。
「これでもか」ってくらい音の洪水で埋め尽くそうとします。
そもそもどこが小節のアタマなのかも把握できずにいる事が多く
どんどんハシっていきます。
完全に自分の中に入ってしまいます。
(自覚症状がない事が多い)
終わってみると、本人の中では
「ふ〜なんとか止まらずに乗り切って恥かかなかったぜ〜」
と思っているのですが、周りは白けていたりします。
僕も何度もそれやってますし、
未だに慣れないものを行う時だと
その状態に陥ってしまいます。(汗)
自信のなさを取り繕うために
言葉や音で行間を埋め尽くすのは逆効果なんですね。
会話術とかコミュニケーションスキルとか
音楽理論同様いろんなテクニックがありますが、
理論武装もまた逆効果です。
では、どうすれば良いのか?
最初に意識する事は非常にシンプルな事です。
【まずは落ち着いて相手の言った事を復唱する】です。
セッション的には相手(バンドメンバー)は楽器が違うので、
まんま復唱は出来ませんが、
【コール&レスポンス】を意識して
周りの音に注意を向けながら音を出しましょう。
失敗パターンの中で一番気をつけるべきは
面接では「食いぎみに回答する」
セッション的に言い換えるならば「ハシる」こと。
「沈黙はダメ」
「上手い切り返しが出来ないとダメ」
強迫観念が強すぎるのです。
そのせいで相手の言葉・音を聞かずに反射的に切り返して、
的外れなことをしてしまう。
なんて事があります。
【まずは落ち着いて相手の言った事を復唱する】
相手に受け取った意思を伝える意味でも、
自分で意味を咀嚼する時間を作る意味でも、
まずは落ち着いて復唱し自分のペースで切り出す。
それを気をつけるだけで、だいぶ印象が変わってきます。
『今回のまとめ』
●面接とジャムセッション共通の失敗パターンは
「取り繕うようにアピールしすぎる事」
●失敗パターンに陥ると相手の言葉・音を聞けていないので
「食い気味になる」
●まずは落ち着いて相手の言った事を復唱することで
相手の音・言葉を聞き入れてから自分のペースで切り出せる。
はい。
今回のことが果たして就活に役立つかは分かりません(汗)
あくまで自己責任お願いします。
でも連敗続きで「面接」というものに強烈に
苦手意識が焼き付いてしまっている人は
一回だけでも試してみてはいかがでしょうか?
その時は上手く行かなくても
「自分なりの突破口」
見つかるかもしれませんよ♪
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフがより豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。