読者のみなさんこんにちは!
FTJS!ジャムセッション講座運営事務局の畠山です。
今回は【なんだか凹むとき】というお話。
原因ははっきりしないのに、
なんだか凹んだり、
シュンっとなることってありますよね。
セッションで「なんかうまくいかなかったな~」って
思ったときも同じようなことが原因だったりします。
目次
●「あれば思想」からの脱却
●なんだか凹むとき
●セッションがうまくいかなかったとき
●「まとめ」時を遡る
【「あれば思想」からの脱却】
僕は以前はとんでもなくネガティブな人間でした。
とーっても自信がなかったので、
すぐ人を妬むような嫌な奴でした。
前回僕が書いた記事の「あれば思想」
このモデルは他でもない、僕自身です。
※「あれば思想」についてはこちら
→https://jamsession-web.sakura.ne.jp/?p=9379
(記事に出てくる最後のギターの生徒さんだけは違う人です。)
「あれば思想」って単純な能力だけじゃなくて
「家が音楽一家だったら」とか
「もっと練習時間があれば」とか
そういう「環境や条件」も欲してしまうんですよね。
「あれば思想」の頃は毎日が悔しかったし、辛かったし、
そんな自分がずーっと好きになれませんでした。
でも、「あれば思想」をやめてから
気持ちがすごく楽になりました。
こうやって書くとすぐパッと切り替えられた
ように見えますが、葛藤した期間はかなり長かったです(笑)
(今もゼロになったわけではありません。)
音楽が修行じゃなく楽しめるようになりました。
きっと、上達は短期的には緩やかになったと思います。
でも、一生長く広く音楽を楽しみながらやれるなら
それでもいいと思っています。
今あるもので楽しむ、
そして、もっともっといろんなことで楽しみたくなる。
そうやってマイペースに上達していければ、
僕はいいのです。
そんなポジティブ思考な僕でも
「転んで泥まみれになった」とか
「社長におこられた」とか
そういう分かりやすいものではないのに
なんだか凹むときがあります。
【なんだか凹むとき】
最初は理由が分かんないんです。
記憶を辿っても、
目に映った記憶には答えはありません。
では、どこにあるのだろう?
それは、自分の言葉にありました。
「なんだか凹むとき」
それは
「自分に嘘をついたとき」でした。
・自分の気持ちとは裏腹なことを言ってしまったとき
・言葉のあやで真逆の意味で相手に伝わってしまったとき
・強がって見栄を張って自分の主張を押し付けたとき
・感謝すべき時に照れくさくてツンとしてしまったとき
(ツンデレか!?笑)
その時は必死なんです。
だから、逃げるのに必死で気づかないんです。
気づかないというよりは
見たくないから見ないようにしている
といっても過言ではありません。
そんな時は後々凹みます。
セッションでもこういう時に
うまくいかなくて凹みます。
【セッションがうまくいかなかったとき】
FTJS!では
ジャムセッション=音でのコミュニケーションと
定義づけています。
バンドメンバーと
音やアイコンタクト、ボディランゲージで
コミュニケーションをとりながら
盛り上がる音楽
それがジャムセッションだと考えています。
なので、
言語によるコミュニケーションと
成功する秘訣も、失敗する原因も
共通する部分があります。
僕は今までリズム隊をメインにセッションしてきたため
未だにソロがすごく苦手なんです。
今はギターを毎日のように個人的に練習していますが、
セッション本番になると
緊張してあがってしまい全然周りに耳も目もいかなくなります。
(それでも一応基本は押さえてるので、
盛り上げることはできますが…)
なので、ぶっちゃけギターでセッションに参加した時は
失敗ばかりです。
・「自分の気持ちとは裏腹なことを言ってしまったとき」
セッション的に言えば
「手癖でテキトーにパラパラ弾いてしまったとき」にあたります。
これやってしまうと、起伏がつけられなくて盛り上げどころがなかったり、
自分自身ソロを終息させるタイミングを見失って
グダグダになってしまいます。
・「言葉のあやで真逆の意味で相手に伝わってしまったとき」
これに関しては、音の方が言葉よりもシンプルなので
思いがけず相手を傷つけるということはあまりありません。
むしろ、解釈の違いが思わぬ奇跡的なアレンジになったりして
それが面白かったりします。
でも、伝えるのは言葉よりも難しいので、
FTJS!では何度も反復して練習してもらっています。
・「強がって見栄を張って自分の主張を押し付けたとき」
緊張して、周り見えなくなって
よく分かってない状態であることを見透かされたくなくて
よけいに自分の中に入ってしまう時に似ています。
自分はやり切ったつもりでも、
終わってみれば、みんなが苦笑いしているかもしれません。
こういう時こそ
開き直って周りのメンバーに助けを求められると
バンド単位でいいプレイに発展したりするんですけどね~とほほ
・ツンデレにかんしては長くなったので割愛です。(笑)
【「まとめ」時を遡る】
はい、こうやって
言葉のコミュニケーションと
音のコミュニケーションの両方で
凹むときを見てきました。
まぁ、
過ぎてしまったものは凹んで後悔してても仕方ないんですよ。
でも、記憶に残ってしまうなら、
自分のことが許せないなら、
時を遡るんです。
SF的なものではなく(笑)
次に会った時にでも、
対象の相手にその時のこと謝る。
もしくはそれに変わる誠意を伝える何かをすればいいのです。
相手は忘れてると思いますけどね。
大事なのは「自分で自分を許すこと」です。
でも、謝るだけだと相手が申し訳なく感じたり、
自分がますます自己嫌悪に陥ったりするので、
ちゃんと誠意を伝えたならその10倍感謝します!
こっちの方が大事!
いつまでもみんなと楽しくセッションしたいですからね~
音でのコミュニケーション方法をお伝えする師弟の関係は
いずれ終わりますが、
音でのコミュニケーション方法を使って会話するジャム仲間の関係は
いつまでも終わりませんから。
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一。またね!