こんにちは。
いつでもどこでも誰とでも
即興で10分間
演奏できるプレイヤーにする
セッションインストラクターの
若松大樹です。
前回、前々回に引き続き、
「コード置換」の内容を
お送りしますね。
FTJS!で解説している
すべてのテクニックに
共通する原則があります。
それは、
「すべてのテクニックは
ストーリー展開のためにある」
ということ。
ダラダラと間をつなぐように、
お茶を濁すように
ソロを引き続けていては、
演奏が盛り上がることはありません。
アドリブセッションを盛り上げるには
ソロの導入からクライマックスまでを
どう演出し、セッションを展開するか
考える必要があるのです。
ひとことでいえば、
アドリブといえども「台本」が必要
ということなのですね。
──では、今回のテーマである
「コード置換」を使って
セッションを盛り上げる「台本」は
どんな展開になるのでしょうか。
この動画は、
「テクニックをアドリブで使う練習」
として行ったものです。
ですから、”台本”として、
「コード置換」をどこで使うのか?
をあらかじめ指定しています。
具体的には、演奏をスタートする前に
下表のような展開にするよう、
かんたんに打ち合わせを行っています。
導入 | 盛り上がり | クライマックス | |
ソロ | 明るい | 暗い | 1.明るい 2.ブルーノート |
ベース | コード置換 | コード置換 |
ちなみに、
ドラマーの音色やパターンも
ソロやコードの明暗に反応して
変化をつけていますよ。
注意深くチェックしてみてくださいね!