こんにちは、畠山勇一です。
今月は目標設定シリーズです(笑)
一年の計は元旦にありと言いますからね、
1月中に2014年の目標は決めたいところですよね。
というわけで、僕の音楽的な目標は
「ギターでチックコリアのスペインのテーマを弾けるようにする」
ということに決めたわけです。
(詳しくはこちら https://jamsession-web.sakura.
かなり詳細に、今すぐにでも始められるくらい落とし込みました。
そのおかげで、講座で久々にガッツリギターを弾いた時に
「ベースとは弾き方が違うんだ」ということを意識して弾いたら、
いつもよりもスムーズな指の運びが出来ました。
イメージの力恐るべし!
(イメージの話はこちら https://jamsession-web.sakura.
しかし、数日経ってもなお「家でギターに一切触れていない」
どんなに具体的な目標を立てても
「練習しよう!」という気持ちがないと始まらないのです。
これが目標設定の後の落とし穴なのです。
今回は「目標への一歩を踏み出すのに必要な事」
まず、僕らが日々やっている事は
横軸「重要性」と縦軸「緊急性」
(詳しく知りたい人は最近漫画にもなっているらしい
「7つの習慣」という本を読んでみて下さい。)
仕事や食事などは「緊急であり重要であるもの」です。
これは僕らがもっとも重視している項目ですね。
「緊急ではあるが、重要ではないもの」というものもあります。
これは夏休み最終日にやる宿題など
「事前に防げる緊急事態」がこれに当てはまります。
多くの時間はこれら「緊急性の高いもの」にとられます。
そして、「緊急でもなく、重要でもないもの」
休日寝て過ごしたり、
ただただ時間つぶしのように見るテレビやゲームがこれです。
緊急なものに日々が埋め尽くされているほど、
反動で、この時間が必要になってくるのが人間です。
最も犠牲になるのが『緊急ではないが、重要なもの』なのです。
ここには
勉強をして資格をとる!とか
新しい料理を覚えるとか
ギターを練習して上手くなるとか
やらなくても困らないけど、
やったら未来の自分はもっとハッピーになれるもの
多くの「目標」がこの領域に当てはまるのです。
日々を過ごす事に忙殺されてしまうと、
見事にこの時間はなくなっていきます。
では、『緊急ではないが、重要なもの』に
時間を割く手段を考えてみたいと思います。
まず、
●月●日のセッションに参加予約する。
ライブの出演を決めちゃう。など
「日付を決めて」やらなきゃいけない状況を作る。
今思えば、学生時代の「定期考査」もこれですね。
しかし、これは焦りも生むし、
自分の進歩が無いままその日を迎えてしまうと
キャンセルしたり、付け焼き刃になったり、
諦めてしまうこともあります。
次に、
大衆の前で公言する。
他人と約束する。など
「目標を他人と共有して」やらなきゃいけない状況を作る。
こちらには強制力はさほど無いですが、
やらなければ、自分の尊厳に関わりますから、結構がんばります(
僕のギターの目標がまさにこれです!
こうやってみなさんに公言してしまっているので、
1年後にスペインのテーマが弾けなければ、
「やーい、やーい、畠山は大ほら吹き~」と
言われてしまいますからね、、、それは嫌です(汗)
実際にこの文章を書く前に
「一歩前進した事を報告しなくては!」と
ちょっと練習しましたので、効果絶大です(笑)
ただ、どちらも
あまりにも高い目標をあまりにも短い期間で設定してしまうと
多くの場合、心折れてしまうし、信頼もなくしてしまうので、
まずは、
「一ヶ月後に家族の前で簡単な曲1曲でライブする」とか
「とりあえず1週間、1日5分練習することを友達と約束する」
気持ち次第でクリアできるものから
実践してみて下さい!
今回のまとめ
・日々の出来事は「緊急性」と「重要性」の軸の上にある。
・目標を立てた後にある落とし穴は「
・日付を決めることでやらなきゃいけない状況をつくる
・公言することでやらなきゃいけない状況をつくる
・無理にやると自信も信頼もなくすので、小さなことから始めよう!
今回の内容が少しでもお役に立てたら幸いです。
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。