こんにちは!
空気を読みすぎて人生脇役なあなたが
たった6ヶ月で
オリジナルバンドを組んで
ライブデビュー!
バンドデビューアドバイザーの
若松大樹です。
今日のテーマは「カンペ」。
カンニングペーパー、ですね。
ここでは、演奏中に
曲の構成やコード進行、
歌詞などを確認するために
チラ見するメモのことを指します。
私は『ジャムの3原則』として
「楽器(楽譜)を見ない」ことを
推奨してはいますが、
曲を完全に覚えていないうちは、
カンペを見ながら
演奏するほうが良いです。
カンペ(楽譜)があると、
それをガン見して自分の世界に入り
周りの音が聞こえなくなってしまうため
自分の楽器や楽譜をできるだけ見ずに
周りのメンバーを見て演奏しましょう、
とお伝えしています。
言い換えれば、
自分の世界に入らなければ、
ガン見ではなくチラ見に留めれば、
楽器や楽譜を見ても良いですし、
目の前にカンペをおいても構いません。
曲の構成やコード進行、
テーマメロディ(あるいは歌)などを
しっかりと頭のなかに入れて
演奏するのが理想状態ではありますが、
多くの人は、楽器の練習や
曲を覚えることに
十分な時間を取れません。
特に、
コピーバンドで好まれる邦楽の曲は
構成が複雑なために、
ある程度聴きこまないと
曲の全体像を覚えられません。
そして、時間がないため、
メンバーとスタジオに入る日には
曲がうろ覚えなために
演奏を成立させられない、
という不安を抱えたまま
勇気を振り絞ってスタジオに入る、
あるいは怖くなって仮病を使い
スタジオ練習を休む。
「他のメンバーは時間を作って
一生懸命練習してきたのに、
自分だけ曲を仕上げられて
いないなんて、申し訳ない…」
真面目すぎるがゆえに、
そんな心苦しさを抱き、
「あぁ、練習時間がとれなくて
バンドを続けられない…」
と考えてしまう人が多いのです。
(私自身も、練習不足のまま
スタジオリハの日を迎えると、
ストレス性の頭痛と戦いながら
電車に乗り込みます。)
だからこそ。
安心してスタジオに入るには
「最低限、演奏が成立するレベル」
を保つために、
カンペを見ながら演奏することも
必要なのです。
もちろん、ライブ本番では
カンペを見ないほうが
カッコイイのですが、
それはパフォーマンス上の話。
曲を覚えるまでの途中段階では
カンペを使いながら練習するほうが、
精神的にも技術的にも楽ですよね。
───本当は、
カンペの作り方や使い方も
解説したかったのですが、
長くなってしまったので
今回はここまで。
どんなカンペを作れば
練習で使い易いものになるのか?
どんなふうにカンペを使えば
曲を覚えやすくなるのか?
といった点については、
次回解説していきますね。
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