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正しいカンペのつくりかた

Posted on 2016年5月29日 Posted in FTJS!ジャムセッション講座Blog, アドリブのコツ
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こんにちは!
いつでもどこでも誰とでも
即興で10分間演奏できる
プレイヤーにする
セッションインストラクターの
若松大樹です。

 

前回は「カンペのすゝめ」と題して

「最低限、演奏が成立するレベル」
を保つために、カンペを見ながら
演奏することも必要だとお伝えしました。

まー、曲を完璧に覚えて
スタジオ練習に臨めるのが
理想ではあるのですけれど。

 

 

それができたら、
そんなに苦労しませんよー(T ^ T)

特にボーカルは歌詞を覚えるのが大変なのです。
30を過ぎたくらいから、だんだんと
歌詞を覚えるペースが悪くなってくるのです。
ふふふ・・・(遠い目)

 

 

────泣き言はこの辺りにしまして。

 

 

曲が覚えやすくなるカンペの作り方に
興味はありますか?と尋ねたところ、

 

ぜひとも知りたい!
というリクエストがありましたので、
今回はそれにお答えして
「正しいカンペのつくりかた」
についてお伝えします。

 

※J-Pop/Rockのコピーをしている人を
想定して書いていますが、
ジャムセッションでも
「リードシート」というものを
使いますので、アドリブしか興味ない
という方にも、多少は
参考になると思います。

正しいカンペのつくり方

・カンペは必ず「手書き」で作成する
・1行4小節で、コードと歌詞を
 並べて書く
・イントロからエンディングまで、
 繰り返し記号を使わずに通して書く
・A4用紙3枚以内におさめる

ポイントはこの4つです。
あまり多くありませんね。

…といいつつ、解説の文章は
長くなってしまいますが(汗)

ちなみに、私が使っている
カンペの雛形はこちら↓です。
https://www.directform.info/rdr.do?id=8374

大したものではありませんが、
ご入用の方はどうぞダウンロードして
お使いください。

カンペは手書きに限ります。

私は新しく曲を練習する際には
なるべくカンペを作ります。
楽譜が手元にあったとしても、
わざわざ自分専用に、
カンペに書き直す作業を行います。

なぜかといえば、その作業自体が
曲を覚えるのに役立つからです。

カンペを作るという作業は、
楽譜から曲全体の構成や
コード進行を読み取って、
別の紙に写し取っていく作業です。

演奏時はさらっと流している、
或いはただコードを追いかけるのに
精一杯な箇所でも、時間をかけて
向き合うことができます。

また、脳科学的にも、
ただ目で見るよりは、
筋肉を動かす(=紙に書く)ほうが
物事を記憶しやすいそうです。

ですからやはり、面倒でも
カンペは手書きで作るのが良いのです。

「1行4小節」ルール

カンペを実際に演奏で使うとなると
絶対に外せないのが、この
「1行4小節」のルールです。

私に限らず、多くの人は
4小節をひとかたまりと感じて
フレーズやコード進行を捉えています。

特に歌モノの場合は、ほとんどの場合
1フレーズの長さが4小節か
8小節になっています。
したがって、演奏中に見るカンペも
1行(1段)は4小節にしておくと
フレーズとの対応が取りやすく、
使いやすいものになります。

逆に言うと、
言葉の区切りを重視して書かれた
弾き語り用の「コード譜」は、
小節の句切れ目が捉えにくい
書き方になっていますので、
カンペとしてあまりお勧めしません。
(脳内で4小節区切りに変換できれば
 話は違いますが。)

全小節、きっちりと書く。

通常の楽譜では、繰り返し記号( ||: )や
コーダ、セーニョ等が多用されますが
これはカンペ向きではありません。

ただでさえ演奏中は忙しいのに、
カンペで繰り返し記号なんて使ったら

「あ、次は繰り返し記号だから
 何小節前に戻って…2番括弧が…」

と、余計に考えることが
増えるじゃないですか。(笑)

ですから、カンペでは繰り返し記号を
使わずに、演奏する順序に従って
最初から最後まで、全小節書きます。

イントロも、間奏も、エンディングも。
全部ですね。

演奏時に使いやすくするという
目的もありますが、何より
カンペをつくるときに、
曲の構成、全体の流れを
理解するのに役立ちます。

やはり紙は便利です。

A4用紙3枚以内、というのは
譜面台に並べて広げられる枚数です。
まぁ、クラシックでもない限りは
この枚数に収まると思います。

で、スタジオでは演奏が終わったら
譜面台に広げたカンペに、
気づいたことを書き込んでいきます。

「ここはこう弾く方が良さそう」
「ここはベースを聞くと合わせやすい」
などなど、ポイントになることを
カンペに書き込んでいくのです。

そして、自宅練習では、
その書き込みを見ながら
練習内容を調整していきます。
もちろん自宅での練習でも、
気づいたことがあれば随時
カンペに書き込んでいきます。

こうやって書き込みをすることで
練習や演奏の質を上げることが
できるというのが、
カンペを使う一番の利点かも
しれません。

──────いかがだったでしょうか。

「カンペをつくることを通して
 曲をしっかりと覚える」

という前向きな心構えで臨むと、
カンペを使うことに対する抵抗感も
薄れてくると思います。

今回&前回の記事を読んで
ピンと来た方は、
ぜひお試しくださいね。

※私が使っている
 カンペの雛形はこちら↓です。
https://www.directform.info/rdr.do?id=8374

大したものではありませんが、
ご入用の方はどうぞダウンロードして
お使いください。

執筆は
バンドデビューアドバイザー
若松大樹でした。

長文読了感謝です!^^

 

 

 

 

追伸。

 

 

 
 
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