目標は明確なほど達成しやすくなります。
逆にいつまでたっても漠然としている目標は
いつまでたっても達成される事はありません。
今回は僕の事を題材に
目標を明確にしていく具体例を書いていきます。
僕の今年の目標は
「ギターをもっと自由に演奏する」という事です!
既に色んな楽器でアドリブ演奏を楽しめているのも事実ですが、
それはマインドの話であって、
その次は単純に「色んな演奏をしたい」という
スキル的な欲求が増してきます。
それは、
「やらなきゃいけないからやる」
ではなく
「やりたいからやる」
という前向きな気持ちです。
上達する時には
この前向きな気持ちがキーポイントとなります。
そして、
やりたい事をより具体的にイメージしていきます。
たとえば、
僕は速く弾くというのがとーっても苦手なので、
「
とか具体的かなと思います。
(
僕には「速弾きコンプレックス」というものがあります。
コンプレックスの権化である畠山氏の
コンプレックストークは話せば長く、
色んな分野に及ぶので、
今回は割愛させて頂きます。(笑)
スペインの難しさは単純にテンポ的なものだけではなく、
ラテン的なヨコノリグルーヴとの兼ね合いです。
カチカチ音符をはめれば良いものでもなく
大きく乗っていては細かいキメが合わせられない。
そして、そこそこにテンポが速い。
(僕のフィジカルでは追っ付かない 笑)
そこまで含めた攻略を目指します。
では、次にその曲をやるにはどんな事が必要か?
もっともっと具体的にイメージしていきましょう。
そうやってどんどんイメージしてみたら
ある大きな壁を発見しました。
僕の場合の目標だと
ギター上達で一番ネックになっているのは
【ベースとギターの違い】だと発見したのです。
ギターとベースは非常に形は似ていますが、
役割も音の出し方も違います。
ギタリストがギターと同じ感覚でベースを弾くと違和感があるよう
ベーシストがベースと同じ感覚でギターを弾くと違和感があるあれ
まず左手のポジション。
ベースのフレーズであれば、
指板のポジションまである程度はイメージして演奏できますが、
似たような形状であってもギターではそうは行きません。
知らない人もいるかと思うので補足ですが、
ベースの4本の弦と
ギターの6本のうちの低い4本は、
同じ音の配置をしています。(音域は違います。)
しかし、ギターでアドリブする場合の多くは
ベースにはない高音2本の弦を含む高い方の3~
軽く混乱します。(笑)
なので、
その「ベースにはない2本の弦を含めたイメージ」を
より明確にしていく必要がありますね。
もう1つ大きい問題は、
右手の「弾くタッチ」です。
ベースは弦も太く、(僕の場合は)指弾きなので、
ギターの細い弦をピックで弾くのとは全く違うイメージがあります
以前、斉藤さんに
「ギターをピック弾きするなら、
ピックはもっと優しく持って、軽いタッチで弾けば良いんだよ」
ってアドバイスされたのを覚えています。
どうしても、
ベースを弾く機会もイメージも強いので、
気づいたら強く握って弦が切れんばかりの力で
ギターを弾いている自分がいます。
そして、弦と弦の幅の違いも
感覚を惑わせる原因になっています。
あとは、曲攻略で言えば、
キーのポジション把握、
ラテン特有のグルーヴを深める、
体の脱力
などなどあります
(割愛します。)
行動とイメージは相互に関係しています。
ここまできて、
「今からでもやれそうだぞ?」と思えたならば、
目標達成に向けて第一歩を踏み出す事が出来ますね♪
今回のまとめ
・目標は「やりたいからやる」ものである方が達成しやすい
・目標を達成するのに自分の苦手意識が邪魔をするならば、
・「今からでもこれなら出来そうだぞ?」
ぜひぜひ、あなたの目標も聞かせてくれたら嬉しいです♪
今回もお読みいただきありがとうございました!
執筆は畠山勇一でした。