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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
ミュージシャンの間では、
感覚的なレベルで
うなづいてしまうマジックの一つ。
「レコーディングではテイク1が一番。
その上を行ける可能性が
あるのはテイク3!」
特に根拠がある
わけではないのですが、
こういう魔法のようなセオリーに
現場にいると頻繁に出くわします。
また、
「アルバムは一枚目が名盤!
それを超えるのは3枚目!」
というマジックセオリーもあります。
(これは多くの音楽ファンも
感覚的に感じているのでは!?)
なぜだか分かりませんが、
確実にこういう感じがあるのです。
レコーディングなんか顕著ですが、
3回やってダメなら
もう後はいくらやってもダメ!
エンジニアとスタジオ代の
無駄なので、
迷わずテイク1でいきましょう!!
と、何度諦めてきた事か。(笑)
実際プレイバックを聞き直すと、
明らかにテイク1がいいのです。
また、沢山レコーディングすると、
「あ、この感じは
3テイク目で良いのが出るな!」
という感覚も分かってきます。
やればやるほどよくなる!
と、最初は勘違いして
ハマって行くのですが、(苦笑)
大抵ピークは3テイク目です。
その後は、大体
似たりよったりになります。
なので、いつからか僕は
どんなにやっても
3テイクしか録らないと
心に決めました!(笑)
あとは、今まで培ってきた、
ミスをミスに
聞こえさせない小細工と、
現代文明の利器を使いこなせる
エンジニアさんの知恵と
職人技を借りて、
なんとかします。(苦笑)
そしてこの法則は、
音楽以外の事柄にも
結構応用できます。
例えば、雲の上のような
存在なんだけど、
一度会ってみたいな~、
と思っている人に
アプローチする時に、
よく僕はこのセオリーを使います。
まずは
ファーストコンタクトが大事なので、
ネットや書籍、その他の情報で
ガッチリ人柄を把握します。
そして、なんとか
その人に辿りつきそうな
仲間やキーパーソンを探し当てます。
ここまでやると、大抵会えます。
が、もちろん相手の都合もあるので
断られる事もあります。
その時に、
すぐあきらめるのではなく、
また間をおかず
アプローチをかけます。
しかも、2回目は上
手くいかないと分かっているので、
情熱は込めながらも、
サラッとアプローチします。
すると案の定断られるので、(笑)
ここで再度気合をいれます!
そしてその気合を前面に
出してアプローチすると、
これまたかなりの確率で会えます。
逆に、この3回目のアプローチで
ダメな場合は、
今はまだ会うべきときじゃないんだ、
と心から感じる事ができます。
こんな経験則から生まれてきたのが、
【テイク1&テイク3の
マジックセオリー】
です!
この経験則に沿って、
この前もレコーディングセッション
をしてきたのですが、
無理やり全員テイク1で
終わらせました。(笑)
という事で、読者のみなさんも、
何かの際にはぜひこの
セオリーをご活用ください。
今日も1日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
