
お気に入りに追加
こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
古今東西
ヒットソングの一つの方程式に
【くだらない歌詞を
暗くてシリアスな曲調で歌う】
【深刻な歌詞を
バカ明るくてメジャーな曲調で歌う】
があります。
まさに対局の価値観を混ぜる方法!
「また女に振られた〜!
やっぱり不倫はだめかー!」
的なダメ男の象徴のような歌詞を
シリアスでブルージーで
めっちゃ重い
ブルースバラードで真剣に歌う。(笑)
ヒットソングの一つの方程式。
「今の政治、納得いかなくねぇ!?
もっと本気でみんなハッピーになる
方法考えようぜ!」
みたいな内容はシリアスなものを、
おちゃらけた軽いグルーヴの上で、
バカ明るいコード進行をつけて
軽快にどうでもいい感じで歌う。(笑)
これもヒットソングの一つの方程式。
と、
ざっくりした例で失礼しましたが、
【対局の価値観を混ぜると
人は感動しやすくなる!】
という法則がどうやらあるようです。
ここで大事なのは、
いずれにせよ
【本気でボケる!】
というマインド!!
僕は常日頃、
【どう弾くかより
誰が弾くかの方が
圧倒的に大事!】
と豪語しております。
実際、
アドリブの現場に常にいると
同じドとレの二音でも
感情が伝わってくる人と、
手癖で音を出している
だけの薄っぺらい人
の差がはっきりでます!
これはテクの差ではなく、
明らかにその人の人間性!
常日頃はくだらないダジャレ
ばかり言っているけど、
いざという時にはキメてくれる!
こんな信頼感がある人の言葉は
やはり大事な時に響きます。
逆に、
いつもは真面目な仕事しているけど、
プライベートは柔らかい部分もあって、
その両面がある人の本業の言葉は
やはり大事な時に響きます。
人間は基本的に
【自分で自分の
キャラを決めたがる】
し、
【他人から思われている
キャラになりたがる】
傾向があります。
その方が、
脳のエネルギー的に
ロスが少なく、楽だから。
でも抽象度をあげて、
色々な人を見てみると
やはり本質的に魅力的な人は
【対局的な価値観を
自然と併せ持った人】
「柔と剛」「陰と陽」
「ネガティブとポイジティブ」
などなど、
1か100かの白黒ではなく、
その間のグレーな
グラデーションを
しっかりとその中に
許容できる人。
懐の深い、
真の意味で【中庸】な人。
こんな人は面白いことに、
【本気でボケる!】ということを
恥ずかしからず躊躇なく行います。
俗な言い方をするならば
「ユーモアがある」
と言い換えてもいいでしょう。
特に音楽の分野では、
シリアスもおふざけも
両方同時に混ぜて
【真剣にボケられる人】
が幸せな音楽生活を送っている
パターンが多いなぁ!
と、個人的に思っています。
ピンときた方は
ぜひ参考にしてみてください。
それでは今日も1日
ガツンとグルーヴしていきましょう!
