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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
人の集中力というのは短い。
僕も自分でビックリしたのですが、
例えば心のなかで
ゆっくり数字を数える。
ただそれだけのことでも、
ちゃんと訓練しないと
3つ数える頃には
別のことを考え始める。
例えば、
ただ集中して一点を見つめる。
3秒もすると違うところに
視点をもっていきたくなる。
あなたは辛抱つよく、
集中力のある人間だ!
もしくは、
あなたは根性のない、
集中できない人間だ!
と、どちらかの二択で
今までくくられてきた人が
どちらかというと多いと思います。
特に日本はそういう
価値観が強いです。
でも、なんのことはない。
人間みんな集中力なんて
生まれつきないのです!(笑)
なので、集中力がないからと
自分を卑下する必要はまったくない。
逆に、自分は集中力があって、
いざという時には凄い力を
出せるんだ!とタカをくくっている
ほうが危ない。
集中力なんてもともとないのだから、
集中しなくても、
物事が進んでいく方法を探るのが、
ほとんどの人には得策!
よく楽器の練習を時間で区切って
評価する傾向があります。
一日8時間練習した!とか。
でも、ある実験で
トッププレイヤーは最大でも
一日4時間しか練習していない
という結果がでたらしいです。
もっというと、
一日1時間弱の練習で
素晴らしいテクニックを
身に付けている例がほとんど。
またある実験で、
シュートして点を入れる
スポーツ全般において、
ずっとぶっ続けで練習した人より、
20分練習して20分休んでを
繰り返した人の方が、
明らかにシュートが正確になり、
加点が多くなった。
という結果がでているそうです。
これは今僕も日々の練習で
実践しているのですが、
体感としてもやはりそう感じます!
ということで、
自分の集中力を過信せず、
そして卑下もせず、
細切れの短い時間で
効率よく物事を進めていくのが、
一つの方法としてよさそうです。
でも、実を言うと、
僕はもう一つ集中力を
上手く使う方法を知っています。
その方法とは
【楽しい現場に没頭すること!】
好きな異性と一緒にいると
1時間が1分に感じるのに、
つまらない話を聞いていると
5分が1時間に感じるという、
アインシュタインの相対性理論。
まさにこの感覚で、
好きなこと、楽しい事に
没頭している時は
脳が開きまくっている!
すなわち
「楽しい時は無条件で
集中している!」
ということ。
振り返ってみれば学生時代、
僕自身ちゃんと楽器を練習した
記憶なんてほとんどない。
でも、おおげさじゃなく、
本当に一年365日位の勢いで
セッションばっかりしていた
時期があります。
(そういえば今もそうだ。笑)
音楽でも仕事でも何でも、
楽しい現場が常にあれば、
気づいたら集中して
物事に当たっている。
自然と結果がついてくる。
なので、どの分野でも
トッププレイヤーはいつでも笑顔!
バカだから笑っているのではなく、
自分の脳を開くスイッチとして、
自然と集中するために笑っている!
人間、集中力なんてないので
時間を区切る事。
そして、そうやって得た
能力を使ってドンドン楽しい
現場を創り上げ、展開していくこと!
これが凡人が常に
集中力を発揮するための
基本だと思います!
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
