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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
人類史上、
未だ達成されていないもの。
どんなに高名で、
天才的な音楽家でも
創造できていないもの。
それは【みんなに愛される曲!】
全人類が100%
心から愛してやまない
たった一つの曲というのは、
今のところ発明されていません。
ちょっと考えてみただけでも、
ある世代のみに強烈にヒットする曲。
(年代ヒット)
その国では国民的に愛されている曲。
(地理的ヒット)
校歌や社歌、ゴスペル等の宗教音楽
など、ある組織の中では
最強の知名度を誇る曲。
(組織ヒット)
こういったものは
数多く発明されてきました。
ところが、そういった
年代的、地理的、組織的などなどの
垣根を全部ぶっ飛ばして、
全人類に愛される
地球的ヒットソングというのは
いまだ一曲も発明されていません。
もしこれが発明されたら
グラミー賞なんかは楽勝で、
間違いなくノーベル平和賞もの
でしょう!
ちょっと話は変わりますが。
実は多くの人は
「世界平和を望んでいない」
という発達心理学の研究結果が
あるのを知っていますか?
個人的にかなり衝撃でした。
それこそ「世界平和」なんて
大きすぎて、自分ができる!
と思う人はほとんどいない
でしょうが、
否定する必要もない
くらいの概念です。
と思っていたのですが、
どうやらそうでもないらしい。
言われてみれば納得なのですが、
ある程度生活が満たされないと、
「世界平和」なんて高次の概念を
人の心は受け入れられない。
生まれた時から
内紛や戦争に巻き込まれ
続けている人は、
「世界平和」なんて
おとぎ話を信じれない。
戦争ほど極端な例じゃなくても、
例えば家庭内不和で
ずっと心が落ち着かない人は、
やはり「世界平和」なんて
高次の概念に気持ちを
響かせることはできないでしょう。
改めて少し考えてみただけでも、
ほとんどの人が
「世界平和なんて望んでいない」
というのはわかってしまいます。
逆に考えると
「世界平和」なんて言葉が、
一般市民の僕から
軽々しく出る時点で、
日本の精神性の高さがわかります(笑)
話を音楽に戻します。
こうやって考えてみると
全人類に愛される
「地球的ヒットソング」というのは、
「世界平和」と同じレベルの
偉業なのかも!?
ということに気づきます。
だれがどう見たって
間違いなくみんな幸せに
なれるものなのに、
その正し過ぎる眩しさゆえに
否定しなければ
今の自分がダメになってしまう!
と感じてしまうのも人間。
こうやって書くと大げさですが、
多かれ少なかれ
誰にでもある心の動きです。
もし音楽の限界があるならば、
それは
「地球的ヒットソングは生まれない」
という事なのかもしれません。
でもだからこそ、
反対に強力な力も持ちます。
音楽で「世界平和」は実質無理でも、
手の届く範囲の人、
声の届く範囲の人には、
強力にその思いを届けられます。
ボブマーリーやジョンレノンが
音楽で目指したものは
実は音楽の限界の外のもの
だったのかも。
でも間違いなく
「世界平和って素直に良いよね。」
と思う精神性をもつ人を
沢山生み出すことには成功しました!
それが良いか悪いかは置いておいて、
これが音楽の本質的な力なのかも。
やっぱりミュージシャンは
ノーベル平和賞とれないですね!
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
