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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
現代の脳科学の研究では
「30代前半で新しい刺激を
受け入れる能力が無くなる。」
ということになっているらしいです。
実際には32~33歳で
脳が閉じてしまうそうです。
これは脳の仕組みなので仕方がない。
30歳を超えると、
多くの人が最新の曲よりも
懐メロばかり聞くようになる…。
確かに、今90歳の人で、
最新のオリコンチャート上位の曲を
好んで聴いている人は、
いないとは言わないけれど、
超少数派でしょう。
歳をとればとるほど
思い出も増えるので、
過去の匂いのする音楽ばかり
選ぶようになる。
脳科学を持ち出すまでもなく、
そうなるのは必然。
でも!
世の中を見まわして見ると、
60歳を過ぎてから
ボディビルディングに
チャレンジするおばあちゃん
がいたり、
80歳を過ぎて
大学に通う人がいたり、
孫にギターを聞かせたり、
若者に交じって
ターンテーブルを回す
スーパーDJおばあちゃんもいます!
脳科学的には
30歳を過ぎると新しいものに
反応できなくなるのかもしれません。
そして、大半の人はそうなる。
これは確かに
現実をみれば分かるのですが、
どうやら例外も沢山ある。
少なくとも音楽の分野においては
まだまだ歳を重ねる希望はある!
例えば、100年以上前の日本で、
特別な音楽教育を受けていなくて、
たまに耳につくのは民謡や音頭のみ。
という人だとしたら、
多分それしか心地いいと
感じない感性のまま、
脳が閉じてしまうでしょう。
でも、現代の音楽環境は
間違いなく大幅に変化しています。
それこそJ‐POPのヒットチャートを
ちょっと聞いてみるだけでも、
様々なルーツミュージックの影響が
垣間見えます。
ジャズ、ブルース、ファンク、
ボサノバ、ラテン、レゲエ、
R&B、クラシックetc…。
ありとあらゆる音楽が混ざり、
かつ現代のサウンドで
リアルタイムの音楽を
表現しています。
そして、ちょっと感性が働けば
動画サイトなどでいくらでも
音楽を深く掘っていくことが可能!
こういう情報爆発の時代に
僕たちは生きています。
なので、確かに30代で
脳は閉じてしまうかもしれませんが、
そこまでに、少なくとも
音楽の分野においては、
無意識に広範囲、広ジャンルの
サウンドを聞きまくっている!
100年以上前ならいざ知らず、
現代を生きる僕たちは
脳が閉じてしまう前に、
嫌でも様々な影響を受けた
情報量の多い音楽を
聞いているのです!
だから、
若い時はロックしかダメだったのに、
歳をとるとジャズの良さが分かる。
急にクラシックが聴きたくなる。
なんて現象が起こります。
逆に言うと、
浅く広く音楽を聴く感性は
自然に身についている。
だから
【何を深く掘り下げるのか?】
は歳をとればとるほど
自由に選択できる!
そう言いかえることも可能。
ドンドン自分の感性が響く音楽を
発見し、深く掘り下げる。
これができるのは
30代以上になってから!
そう考えると、
やはり音楽は一生楽しめる
最高の遊びの1つ。
いつでも成長の伸びしろがある、
面白い遊びだと言えます!
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
