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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
ものごとはコツコツやることが大事。
継続は力なり。
石の上にも三年。
こんな格言やことわざが
日本には沢山あります。
もちろん洋の東西を問わず、
似た趣旨の言葉は
世界中に沢山あります。
でも一方で
春夏秋冬という季節の移り変わりも
確実にこの世に存在しています。
盛者必衰の理をあらわす。
夏に向けて
盛り上がっていくと同時に、
ピークを越えると緩やかに
冬に向かって収束していく。
形あるものは必ず壊れる。
すべての物事には
盛り上がりと落ち着きがある。
全ての道はローマに続いていたのに、
最終的に帝国は崩壊した。
これも洋の東西を問わず不変の真理。
音楽なんてその最たるもの。
必ず落ち着きと盛り上がりで
構成されています。
ファンクなどの繰り返されるリズム
がポイントの音楽さへ
必ず展開があって落ち着きがある。
ミニマルミュージック
みたいなコンセプトでも
明らかに展開があって、
一曲が収束していく!
そうするとある意味で
矛盾が生じます。
コツコツ毎日同じことを
着実にやりなさい!
という教えがあると思えば、
春夏秋冬のように
世の中は移り変わって
しまうのだから、
その流れを掴み、
乗りなさい!
という教えも存在する。
どちらが正しいの!?
結構混乱しませんか?
ここで最近思うのは、
「不連続性が大事!」
というコンセプト。
例えば、楽器の練習なんかは
毎日コツコツやることで
成果が出やすくなります。
でも、ただ何も考えずに
コツコツやっている人は、
不思議な事に成果は出ない。
コツコツとした連続性が大事なのに、
ただ連続させると効果がでない!
毎日コツコツやるはやるんだけど、
実はアタマの中は
「これが出来たら
どう応用しようか?」
という思考で練習している。
もっというと、
基礎が出来てきたら
どういう風に壊そうか!?
そこまで発想している人もいる。
ある基礎練習をやっていたら
いつの間にか曲が出来てしまった!
こんな人も実際にいます。
「連続性」というのは
基本的に予測可能。
一日1ずつ進むならば、
10日後は+10。
でも、残念ながらこれは
安定志向の強い人が持ちがちな
ただの幻想。
地球には重力があるので、
必ず下に引っ張られます。
1上げようと思うと
3くらい上げる
気持じゃないと上がらない。
現状維持は得てしてじり貧。
そこで大事なのが
「不連続性」
例えば今日1をプラスした。
明日もプラスで2になった。
これを何かと「×(かける)」
事は出来ないだろうか!?
もし持っている2に
別の3をかけたら一気に6になる!
こうやって毎日1しか
足せない連続世界が、
途端に希望に満ちた
「不連続性の世界」になる!
コツコツやって地力をためたら、
それらをかける!
もちろんこの発想なら
自分だけじゃなくてもOK。
自分と他人をかけることもできる。
こんな風に考えると
毎日同じ連続なんだけど、
どこかではじけて
予測できないジャンプアップが可能!
これぞ自然な成長の法則なのかも。
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
