
お気に入りに追加経営学の用語で
「クレイジー5%」
と言うのがあります。
簡単に言うと
【全顧客のうち5%前後は
必ず強烈なクレーマー
が生まれる!】
という法則です。
そして、この
「クレイジー5%」を
どう解釈するかで、
まったくその後の発展の仕方が
違うというのが面白いところ。
僕自身は今のところ
「クレイジー5%」
と思われるような
理不尽なお客さんに
出会ったことはありません。(感謝!)
でも、常に
「クレイジー5%」と
接するような気持ちで、
お客さんのご意見は聞こう
と思っています。
具体的にどういう気持ちなのか
と言うと、
【言っていることは間違ってない!】
「クレイジー5%」の対処法として
有効だとされるものに
「言っていることは
真摯に受け止める」
というものがあります。
なぜなら、
一見理不尽に聞こえるけれども、
それは勝手にこちらが
常識と思っている範囲内で
物事を見ている証拠。
その常識外から見れば、
逆にこちらの方が理不尽で身勝手!
「クレイジー5%」は
見事にそういう盲点をついて
クレームを言ってくるので、
【言っていることは
間違っていない!】
という逆色眼鏡をかけて
話を聞くのが大事に
なってくるのです。
これができれば、
気付けなかった経営課題や
問題が見えてくる!
できなければずっと同じ問題が
形を変えて現れる!
音楽もまったく同じで、
なかなか上達しなかったり、
同じような課題に
何度もぶつかっている時は、
口うるさいと思って
無視してきた先輩や師匠の言う事に、
真摯に耳を傾けると、
たちどころに問題が解決する
ことも多いです!
やはり素直が隠れた最強の武器。
そして「クレイジー5%」には
もう一つ特徴があります。
それは
【本質的に問題解決して
販売者や組織のレベルが
上がると消えていく】
もう自分がクレームを言える
レベルじゃなくなった…、
と感じると綺麗に
いなくなるそうです。
すると、次の高いレベルの
クレイジー5%が入ってくる。(笑)
去って行った
「クレイジー5%」は
何をするのかというと、
また同じようなレベルで
問題を抱えている人や組織を探して、
そこの「クレイジー5%」
になるようです。
まさにクレイジーが
クレイジー(狂っている)たる所以。
個人的に、
生き方としてむなしい気がします。
なので僕は
「クレイジー5%になるのではなく、
話を聞く側に回る」
と言うのを心がけます!
もちろん、そのためには
強力な理念や
人間の芯などの軸が必要。
(じゃないと振り回される!)
【ミュージシャンが豊かになれば
日本はもっとご機嫌な国になる!】
という理念を軸に、
真摯に付き合っていこうと思います。
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
