

こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
音楽を聴いていて癒されたり、
無条件に幸せや安心を感じたり、
無意識に感動することがあります。
この時人間の脳波は
「スローアルファー波」
と呼ばれる
眠る寸前の脳波だそうです。
そして、脳波は電磁波なので、
ヘルツで測ります。
すると、ちょうど
7.8ヘルツなんだそうです!
かたや、
ヴォーカルトレーニングなどで
鍛え上げらた声は、
実は脳波は10ヘルツになることが
多いそうです。
この10ヘルツというのは、
「行動を掻き立てる数値」!
音楽を聴いて、
妙に興奮する時は、
大抵10ヘルツの脳波が
出ているそうです!
また面白い事に、
このヘルツの作用に
音量は関係ないそうです。
音楽的には
「ダイナミクス」
なんて言いますが、
これが極端に大きく幅のある
ロックバンドでも、
小さいアコースティックな
ジャズバンドでも、
クラシックのオーケストラでも、
ヘルツさえ合えば、
まったく同じ作用が起こるそうです。
確かに、ロックで
煽りにアオられて興奮し、
叫びだしたり、
首を振り始めたり、
モッシュピットが生まれたりします。
でも良いバンドになると、
それだけじゃなくて、
その後皆で合唱したり、
涙を流して感動している人がいたり、
肩を組んで踊り始めたりと、
明らかに共鳴してる光景が
見られます!
きっと、
ただのロックバンドは
10ヘルツのみ。
深い感動を呼ぶ
ロックバンドは7.8ヘルツの脳波を
出しているのかもしれない!
なんて、このお話を聞いて
個人的に思いました。
そして、さらにもう一点、
人間の脳波の共鳴を呼ぶ
ポイントがあるそうです。
それが「f分の1のゆらぎ」
僕自身よく理解していないのですが、
いわゆる音の波長の中に
特別なゆらぎが生まれる
ミュージシャンがいるそうです。
日本で言うと、
美空ひばりさんが有名。
彼女の声には、
理屈を飛び越えて人を感動させ、
彼女の世界に一気に引き込める、
強力な魅力がありました!
今のところ、
この「f分の1の揺らぎ」の声を
持っている人は
天性のものとされています。
でも、楽器でも同じような効果を
個人的に感じることがあるので、
きっとコツをつかめれば
誰でもできるように
なるんじゃないか!?
と僕は思っています。
まとめると
「7.8ヘルツの脳波」
と
「f分の1の揺らぎ」が合わさると、
一気に脳が共鳴し、
感動が巻き起こり、
会場中の人が同じ世界を共有する!
という、
良いライブ独特の空間が
生まれるようです!
オレオレ詐欺の人達は、
無意識にこの能力を使っている!
なんて話もありますが。(笑)
だとするならば。
元からそう思っていましたが、
ただ楽器が上手くなったり、
ただレパートリーが増えるだけでは、
全然理想に辿りつかない。
むしろ、眠る直前の
リラックスした状態で、
いつでもステージに立つために
練習やセッションの経験が必要!
こんな順番の原理を確認した
お話でした。
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきます!