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音楽的ルーツ作りの本質とは!?

Posted on 2018年12月25日 Posted in セッションブログ
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こんにちは!

セッションインストラクター

の斉藤 彰広です。

 

都会に人口が集まり、

田舎が過疎化していく…。

 

この現象が日本で始まって

かなりになりますが、

このところまた違った動きが

あるようです!

 

地産地消

(地元で生み出し、

地元で消費する社会)や、

若者が地方都市へ引っ越しで

農業を始めたりといった

現象がどうやら各地で

起きているようです。

 

何を隠そう音楽家たちの間でも

結構そういう動きがあります!

 

僕の周りでも、

ある程度東京で音楽活動してから、

地元に戻ってまた一から

音楽を始める人が、

ちらほらいます。

 

東京で目が出なかったから

尻尾を巻いて帰る…、

というネガティブな志向ではなく、

 

「この音楽スキルをなんとか

 地元で活かし貢献したい!」

 

という、

ポジティブな思いから行動する人も、

少なからず産まれてきました!

 

何を隠そうド田舎出身の僕。(笑)

この気持ちは痛いほど

よく分かります。

 

10代のころは

家を出たくて出たくて

しょうがなかったのに

おっさんになったとたん、

地元愛が産まれるのですから、

何だか不思議です。(笑)

 

でもこのように

故郷への思いが強くなる

ミュージシャンには

2つの特徴があることが、

なんとなく見えています。

 

1つは「東京出身じゃないこと」

 

言われてみれば当たり前ですが、

東京出身のミュージシャンは

すでにそこに住んでいるので

郷愁をあまり感じません。

 

むしろ、東京に郷愁を感じる人は、

海外に出ている人です。

 

 

そしてここが一番大事なポイント!

 

2つ目の特徴として、

 

「ルーツミュージックを通して

 音楽的故郷を作っていること!」

 

今の時代、多くのミュージシャンは

流行のポップスやロックから

音楽に入っています。

(子供のころ英才教育で

クラシックをやった人は例外)

 

でも、ある程度見識が広まると、

その流行の音楽の

土台になったサウンド、

つまりルーツミュージックに

意識が行きます。

 

そして、大抵の音楽好きたちは、

「ブルースが俺の

 ホームグラウンドだ!」とか、

「ジャズが一番肌に合う!」とか、

「ファンクしかもう聞けない!」

などなどと、のたまいながら、(笑)

ルーツミュージック

ビタ浸り時期に突入します!

 

ここまで掘りさげるのは

大抵楽器プレイヤーですが、

多くのプレイヤーが

ここで止まってしまうのも事実。

 

一つのジャンルに固執し、

頑なにそれだけプレイしたり、

聞いたりして

一生を過ごしていきます。

(もちろん、それが

悪いわけではない。)

 

でも、その中でも一握り、

好きなルーツミュージックを

水平展開する

ミュージシャンがいます!

 

実は、1ジャンル原理主義に

無意識に陥っている人は、

残念ながらそのジャンルの

表面しかなめていません。

 

不思議なことに、

一つのジャンルを

ある程度掘り下げると、

自然と近い他ジャンルの

サウンドに興味が湧きます!

(あなたの好きなミュージシャンも、

ある程度歳が行くと、

ホームグラウンド以外の

ジャンルにチャレンジした

アルバムを出す傾向が

ありませんか!?)

 

ロックをやり続けた人が、

急にジャズをプレイ

しだしたりするのも

人間が持つ不思議な

この本能の作用です。

 

一つを本当に突き詰めていくと、

ある時パッと視界が開けて、

周りの色々なものが

見えるようになるのです!

 

そしてこの心持になると、

突き詰めてきたジャンルが

コンプレックスもなく

本当に自分の血肉になり、

音楽的故郷となります。

 

大きくて強い根っこに支えられて、

他のジャンルに枝葉を伸ばす!

 

そんなイメージが

近いかもしれません。

 

こんな感じで、

より広い音楽の世界へ

水平展開していくのです。

 

 

勘の鋭い方はお気づきでしょう!

 

このレベルに達した

ミュージシャンは、

人の心と言うのは

故郷がないとバランスが悪くなる!

という事実に、無意識に気づきます。

 

その結果、ポジティブな意識で、

もう一度故郷に帰ろう!

という選択が産まれてくるのです。

 

実際僕も、

自分の故郷はもちろん、

これだけお世話になった吉祥寺に、

何か恩返しができないかな!?

などど、ふと考える事があります。

 

これは恩返しという側面よりも、

そうしないと

自分の心が安定しないから!

という理由の方が

強いように感じます。

 

なんにせよ、

素直な気持ちで感じると、

音楽的にも、生活的にも、

自分がいつでも帰れる故郷を

しっかり作り、大事にすることが、

人間にとって自然であることが

わかります。

 

海外のミュージシャンと話すと、

特にその感じがわかります。

 

話が大きくなりすぎました。

 

要は、音楽だろうがなんだろうが、

自分のホームグラウンドを

しっかり作ると

人生がグルーヴしますよ!

というお話なのです。

 

そして、

そんな根っこの

しっかりした人たちが、

水平展開して手を繋ぎ、

新しい事を、全国でできたら

きっと最高に面白いだろうなぁ!

 

なんて夢を描く僕なのでした。

 

 

明日もガツンと

グルーヴしていきましょう!

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