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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
【howよりwhyが大事!】
今回は結論から
言ってしまいました。(笑)
物事が素早く上達したり、
本質的に楽しい人生を送るには
「why?」の連発が
重要な気がします!
「how」は直訳すれば
「どうやったんですか?」
つまり、やり方や方法を
たずねる疑問詞です。
楽器で言えば、
「それどうやって
弾いてるんですか?」
という単純明快な質問ですね。
そして、この質問は
多くの人の頭の中に
自然に浮かびます。
そして、そういう
ニーズが多いので、
このネット全盛の現代では、
ちょっと検索すれば、
あらゆる「howへの答え」
が転がっています。
もちろん、これ自体は
素晴らしいこと。
でも、ちょっと考えて
頂きたいのですが、
それだけで物事が好転したり、
幸せになっている人が
増えたでしょうか?
僕自身は残念ながら、
「howへの完璧な答え」
だけでは物事は好転しない!
と思っています。
実際の体験を交えて考えても
やはりそうです。
「どうやったらいいんですか?」
という受動的な発想から来る
質問では、なかなか
本質的に問題は解決しません。
そこで出てくるのが「why?」
意訳を施すならば、
「なぜあなたはそういう
発想に至ったのですか?」
この質問を自分にも他人にも
連発すると、結構物事が好転し、
上手く回り出すような気がします!
例えば、
「どうやって弾いてるんですか?」
という「how」系の質問をすると、
回答者はだいたい
「こんな感じだよ。」
という風に答えます。
その場はそれで一見落着。
なんだか新しい知識やテクニックが
増えて満足した気になります。
でも、時間がたってみると
「そのフレーズしか弾けない!」
1つのフレーズの弾き方は
分かったけど、そのフレーズが
どういうスケールと
どういう基本リズムから
生まれているのか?
までは分からない。
なので、そのフレーズを
他に応用することはできないし、
ましてや同じ発想の別のフレーズを
作るのは、絶対に不可能!
そこで代わりに
「なぜそういうフレーズを
弾こうと思ったんですか?」
という「why?」系の質問に
切り替えてみます。
すると多くの回答者は
「こんなジャンルの
こんなプレイヤーが好きで、
その人の感じを出そうと
思ったらこうなったんだよ。」
などと答えてくれます。
ルーツが見えますね!
上手な人が
そういう発想になった
根っこを掴むと、
同じような行動が取れます。
もっと言うと、
万年へたくそな人が
そうなってしまっている
根っこの発想を知ると、
それを避ける事が可能になります。
表面的な「how?」系の質問では、
どうしてもここまで
引き出せないのです。
もっと結論を掘り下げるなら、
「how?」系の質問を
連発する人は、無意識に
受動的な「クレクレ君」。
他の人が持っている
知識やテクを単純に
下さいといって、
もらえた時点で喜んで
止まってしまう人。
ほぼ実践しない。
「why?」系の質問を
連発する人は能動的に
「自分を変えられる人」。
上手な人が
なぜそうなったのか?
成長しない人が
なぜそうなるのか?
その発想の根っこ自体を暴きだし、
それを自分の中に入れて、
自分を変え続ける覚悟のある人。
そんな差が
「how?」と「why?」には
ある気がします。
本日もガツンと
グルーヴしていきましょう!
