
お気に入りに追加
こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
このところ、バンド運営について
色々なお悩みを聴くことが
多かったので、
一つのヒントを
まとめておきたいと思います。
【世の中に良いアイデア
なんてそもそもない!
やりたいことの中から
良いアイデアが生まれる!!】
どうやらこれが一つの真実の様です。
サークルやバンド、会社など
何かの組織に属したことのある人なら
多かれ少なかれ経験があるでしょう。
「もっと良いサウンド
になるアイデアない?」
「もっと見栄えの
よくなる方法ない?」
「売り上げを改善する
打開策はない?」
単純に「なんかいいアイデアない?」
というこの手の工夫の無い問い…。
そしてその後、
メンバー全員が思考停止した瞬間を。
こんな工夫のない
問いを投げてしまうと、
人間の頭の中は
「何か革新的で
すごいアイデアを出さなくちゃ!」
と、無意識に堅く、重く
考え始めます。
いや、
こんな幼稚で無責任な
問いばかりを投げかけるリーダーが
もしトップに居続けたならば、
すでに、
「責任を取らされない範囲の
無難な事を考えておこう…。」
という、無責任思考に
入ってしまっているかもしれません。
この思考では間違いなく
良いアイデア出てきません。
そして、これは
音楽の世界でも全く同じ。
この思考の延長では、
絶対に良いサウンド、
良い音楽と言うのは
生まれてきません。
(これは蛇足ですが、
名だたるスーパー経営者や
スーパーサラリーマンの中には
音楽や絵画など芸術に造詣が深く、
アマチュアの枠をはみ出した
楽器のスーパープレイヤーが
結構いる傾向があります。)
ではどうすればいいのかと言うと、
まずは
「良いアイデアない?」
という単純な問いを
なるべく止めることです。
そして、その代わりに
こういう問いを投げます。
「やりたいことってなに?」
もちろん、自分にも他人にもです。
この問いを真剣に考え始めると、
ちょっとだけ脳内の思考が
変わります!
なぜなら、
今できることや、
今やらなければいけないこと、
過去に失敗したトラウマなどから、
割と距離をおいて、
これからの未来でやりたいことに
思考が集中しやすくなるからです。
いきなりそこまで
いかない人も多いかもしれません。
が、この問いを
自分になげかけ続けると
少しずつ頭の中が柔軟で、
面白く変わっていきます!
結局は、
どんなにアイデア自体が
素晴らしかったとしても
それ自体には実行されない限り
まったく価値はないのです。
それよりも、
そのアイデアを出した人が、
どれだけそのアイデアに
情熱があるか!
実行力があるか!が大事なのです。
だから、常に
「やりたいことって何?」
という問いを聴き続けるのを
オススメします。
バンドはもちろん、
色々な組織運営で
お困りの方がいらっしゃったら、
少しでも参考になれれば幸いです。
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
