
お気に入りに追加こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
いきなり結論から行きますが、
「音無しでも伝わる音楽が究極系!?」
というお話なのです。
ほとんどの「これジャム」読者の方が、
なんのこっちゃ??
だと思います。(笑)
分かりやすく解説しますね!
これはよくご紹介するエピソードなのですが、
カルロスサンタナという、超大御所の
ラテンブルースロックギタリストがいます。
その人の作曲法の一つに、
「テレビの音量を0にして、
映像だけを見つめる。
それにギターでBGMを
付けるイメージで作曲する。」
という、ちょっと特殊な作曲法、
音楽トレーニングを
彼は行っているのです。
これ、実際にやってみると、
結構面白いです!
普通に作曲しようとすると、
どうしてもキレイに作り込もう
としてしまうのですが、
映像に合わせるので、
音程の無い効果音とか
入れたくなったり、
自然といつもとは違うコードに
行きたくなったりと、
脳みそがフル回転します!
特に、F1のレース中継とか、
荒れた海の映像とか、
動きがあるものだと
効果的な気がします。
これだけでも、もちろん
もの凄い音楽力アップのコツ。
なのですが、
今回はさらにもう一歩突っ込みます!
逆転の発想で、
【ライブ映像を音無しで見てみる!】
普通は「音のない映像」に
BGMや効果音を付ける手法が一般的。
でも、楽器を演奏している
ステージ上のプレイヤー達の映像、
つまり音のイメージできる映像を
敢えて無音にしてみてみます!
すると、
「動きだけなのに、
明らかに良いサウンドを
出しているのがわかる!」
という映像に、時たまぶつかります!
まさに
「音無しで伝わる音楽が
一つの究極系なのでは!?」
と、思わせてくれるに
十分な作品というのが
世の中にはあります。
そして、不思議なことに、
そんな映像に音を付けようとすると、
これまた面白いサウンドや
アドリブが生まれるのだから、
人間というのは不思議です!
どういう仕組みで
そういう発想が生まれるのか?
僕は脳科学者じゃないので分かりません。
が、ちょっと試してみると、
きっと多くの方が、
さらに音楽を楽しめるし、
音楽力が格段にアップする方法だと思います。
ピンと来た方は、是非試してみてください。
今日も1日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
