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スタンダードナンバー攻略「Long Train Running」

Posted on 2014年4月16日 Posted in スタンダードナンバー攻略
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longtrainrunningbanner

 

その1 まずはデモ演奏を聞いてみましょう!

(下の画像をクリックでYouTubeへ移動します。)

スクリーンショット 2014-04-16 22.57.08

デモ演奏を聴く

 

その2 曲のKeyとコード進行について

この曲はKey:Gmで解説します。

コード進行の解説です。

ディグリー(度数)での表記を行っています。ディグリーなどのコード理論についてはこちら。

これに慣れると、コード進行の理解が深まり、様々なKeyや曲に対応できるようになります。

(FTJS!スタンダードナンバー集より。その1の10番目に載っています。)

 longtrainrunnnigsheet

【曲演奏攻略】

●リズムサイドのポイント

この曲は「マイナーブルース」 のコード進行が少しだけ変化したものです。

なので、12小節1コーラスで ストーリー展開ができればOKです。

 

リズムは速めの 「8ビート」」グルーヴです。

ロックな勢いで ガツンとリズムを切ってしまってOK!

でも、あえて細かいポイントを解説すると

この曲は「8ビートと16ビートの間」 のフィーリングを持っています。

「イントロ」はお決まりの「ギターリフ」 でスタートします。

このリフがテンポやフィーリングを決めます。

ですが、

このギターリフは 「カッティング」というテクニックを使っていて 基本16ビートなのです!

なので、 「ドロップ」が大きく2つに分かれます。

 

あえてロックよりのアレンジで 「8ビートの基本ドロップ1打パターン」 か、

ファンクよりの 「ファンクの基本ドロップその2」 のどちらかです。

 

ベース&ドラムはどちらでドロップをプレイするのか?

それ以外のバンドメンバーは しっかりイントロの時点で把握しておきましょう!

 

また、思う存分 「ドロップ崩し」でリズム隊は遊べます。

もちろん、 「8分音符でドロップ崩し」をすると、

ファンキーなフィーリングが無くなって よりロックなグルーヴになります。

「16分音符でドロップ崩し」 をすると、

当たり前ですが ファンキーな16ビートのフィーリングが 強くなります。

是非色々試しながら リズムで会話をしてみて下さい!

 

 ●ソリストサイドのポイント 

まずソロなどの音使いは以下のようになります。

ディグリー1234567
実音Key:B♭シ♭ドレミ♭ファソラ
B♭管(C)ドレミファソラシ
E♭管(G)ソラシドレミファ♯

※ナンバリングシステムについてはこちらをご覧ください。

 この曲は「マイナーブルース」 のコード進行が少しだけ変化したものです。

なので、ブルースのように スケール一発で自由にアドリブしてしまってOK。

上の音使い「B♭(Gm)の「メジャースケール」」 一発で演奏しきってもOKです。

 

でも、コード進行自体はブルースのフィーリングも持っていますから

「ブルーノート」を混ぜるのは 全然ありです。

特に「ブルーノート♭3」 (6の音を中心に見ると♭5) はマイナーブルースの中で

非常に濃いブルースフィーリングを 表現できる音です。

是非色々試して使ってみてください。

また、逆にロックな フィーリングを出したければ 「メジャーペンタトニック」

(ナンバリングシステムで 1、2,3,5,6)

特にこの時、

6を中心にしてフレージングすると マイナーブルース感が強く出せます。

この5音に音を絞り、 そしてリズムで攻めると

かなりロックなサウンドになります。

 

さらに!もちろん 「16分休符を意識したフレーズ」 でソロをとると

ファンキーなフィーリングも出せます。

ロック、ブルース、ファンクと

様々な要素を混ぜてストーリー展開できる 面白いスタンダードナンバーです!

 

その3 具体的な構成の解説

この曲は1コーラスが12小節と短いので、

前後テーマとも、2回とるのが基本マナーです。

また「ファンキーなリズム」、

「ブルースのコード進行」 と様々な要素が混ざっていますが、

ロック的「ダイナミクス」で会話する!

というのが、基本になるでしょう。

 

最初は2段階のストーリー展開 を目指していきましょう。

【1コーラス目】「                 」

【2コーラス目】「                 」

上のカッコの中に 自分なりのテクニックやコンセプトを 入れて整理してみて下さい。

 

また、バンド全体で「ドロップチェンジ」を応用して

是非セッションを盛り上げて下さい!

 

最後に、「エンディング特殊アレンジ」 について解説します。

基本エンディングは ボーカルの「繰り返しのハンドサイン」 がでたら、

コード表3段目の部分を 繰り返し続けます。

そしてそのままゆっくりになる「リットエンディング」

これで終わってしまっても良いのですが、 原曲のライブアレンジとして、

 

「エンディング特殊アレンジ」 に展開することもあります!

この特殊アレンジはこの曲独特のマナーです。

一旦リットエンドした後、

再び「ギターリフ」が始まり、 その後全体でバンドインします!

そして、ボーカリストの合図で 再びコード表3段目の部分をプレイします。

 

そしてもう一度リットエンディングで ようやく全て終了!

というお約束がありますので、 アドリブでこのセクションに突入した時に 焦らないように覚えておきましょう。

ロック、ファンク、そしてブルース! どの角度からも攻められる 面白いロックスタンダード曲です。

色々なアプローチで存分に楽しんで下さい!

その4 カラオケに合わせて演奏してみよう!

 ※カラオケにはイントロのコード一発部分やエンディングはありません。

また、カラオケでは、ギターリフが常に入っていますが、実際のアドリブでは

足し引きして展開をつくります。

その5 動画をアップしたり質問してみよう!

 動画を撮影できる環境がある人は動画配信サイトなどにアップして頂ければ、

 見させて頂いてアドバイスいたします。

 その他質問などはコメント欄や個人ページに書き込んで下さい!

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