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スタンダードナンバー攻略「Sir Duke」

Posted on 2014年4月19日 Posted in スタンダードナンバー攻略
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sirdukebanner

その1 まずはデモ演奏を聞いてみましょう!

(下の画像をクリックでYouTubeへ移動します。)

 スクリーンショット 2014-04-19 02.52.13

デモ演奏を聴く

 

その2 曲のKeyとコード進行について

この曲はKey:Bです。

コード進行の解説です。

ディグリー(度数)での表記を行っています。ディグリーなどのコード理論についてはこちら。

これに慣れると、コード進行の理解が深まり、様々なKeyや曲に対応できるようになります。

(FTJS!スタンダードナンバー集より。その2の13番目に載っています。)

 sirdukesheet

【曲演奏攻略】

●リズムサイドのポイント

スティービーワンダーの中でも 1,2を争う人気の名曲。

ファンクとジャズとポップの間で 絶妙にバランスをとった 大ヒットナンバーです。

この曲のセッション的なポイントは 2つの「キメ」セクションでしょう!

1つ目のキメは「イントロ」になります。

このメロディを全員でキメるのはもちろん、

最後の「ブレイク」で「ベース」が お決まりのフレーズを決めてボーカルがインするので、

まずはここを外さないことが大事です。

 

そしてキメ2ですが、これは「バンプ」です。

ほぼ「メジャーペンタトニック」でできています。

こちらもバンド全体で しっかり合わせるのが必須のパートです。

 

基本リズムは「ファンク」グルーヴと思いがちですが、

実はジャズの「4ビート」グルーヴ でとった方が原曲の雰囲気になります!

ベースやドラムを聴いても 「ドロップ」は「4分打ち」の 4ビートグルーヴです。

なので、ファンクのようにぶつぶつ切るのではなく、

なるべく4分音符を伸ばした方が、 気持ちのよいサウンドになるでしょう。

 

また、「Bメロ」は 「バイテン」の4ビートになります。

つまり、8分音符がそのまま 4ビートのノリになってしまうということ!

この時全体がハシりがちになるので 注意が必要です。

また最後に「Cサビ」に行くための キメが入っていますので、

ここを焦らず決められるかが最重要ポイントです。

全体的に合わせるべき部分と、 グルーヴで遊ぶ部分が交互に出てくる ご機嫌な曲です。

焦らず展開にノッていきましょう!

 

 ●ソリストサイドのポイント 

まずソロなどの音使いは以下のようになります。

ディグリー1234567
実音Key:Bシド♯レ♯ミファ♯ソ♯ラ♯
B♭管(D♭)レ♭ミ♭ファソ♭ラ♭シ♭ド
E♭管(A♭)ラ♭シ♭ドレ♭ミ♭ファソ

※ナンバリングシステムについてはこちらをご覧ください。

 

アドリブソロをとる際は テーマメロディのポップな感じを

そのまま活かすならば 「メジャースケール」で統一するのが良いでしょう。

とくに5音まで絞った「メジャーペンタトニック」 にすると歌いやすいと思います。

また、「Aメロ」唯一の メジャースケール外の音の入った

「ノンダイアトニックコード」である「♭Ⅵ7」

これは「ブルーノート」の入ったコードです。

なので、ブルーノート系で攻めると とても相性がよくなります。

特に「ブルーノート♭5」は 一番相性が良いので、 慣れてきたら是非試してみて下さい。

ポップなコード進行の中に少しだけこう言ったブルース系コードが入っているのが

この曲のカラーをよく表していますね。

「Bメロ」は細かく7thコードで動きますが、

これは全て「盛り上がりコード」! まさに、

「ブルース進行」のように 大きく全体盛り上がりとらえてOK!

なので、「ブルーススケール一発」 (メジャーペンタに「ブルーノート♭3♭7」「♭5」を混ぜたスケール) や

「マイナーペンタトニック一発」 (ナンバリングシステムで 1、♭3、4、5、♭7) でブルージーに処理してOK!です。

細かくコードの構成音をたどることもできますが、

あまりそういったアプローチだとこの曲のポップな雰囲気に合いづらいでしょう。

大きくブルース系スケール一発で歌わせる所から 練習してみて下さい!

「Cメロ」も「Aメロ」と同じく ポップに「メジャースケール」やペンタトニックでOK!

でも、最後が2-5なので、 「簡単オルタード」」など入れると さらに粋なメリハリがつくでしょう!

全体通して、スティービーの歌のように 明るく伸び伸びアドリブを歌わせると この曲の感じが出ると思います!

 

その3 具体的な構成の解説

この曲の構成は 「ABC【キメバンプ】展開」

「イントロ」は冒頭のキメです。

そして、アドリブに入ったら ずっと「ABC」の繰り返しになります。

この時、ABCを演奏したら 問答無用で毎回「キメバンプ」に行く構成と、

ソリストの「フックの合図」がでるまで ABCを繰り返す構成の2パターンがあります。

事前の打ち合わせでどちらでいくのか確認しておく必要があります!

全体としては1コーラスで

【Aメロ】「           」

【Bメロ】「           」

【Cメロ】「           」

それぞれどういうアプローチをするのか

大まかに決めておけば大丈夫でしょう。

リズムとコードが結構劇的に変わりますので

それにノッてあげれば、 自然と起伏のあるソロになります。

是非この曲の特徴を活かして スティービーのように大きく歌ってみて下さい!

最後に「エンディング」は

テーマプレイヤーの「繰り返しの合図」で 何回か「Cメロ」を繰り返します。

そして、再び「カットの合図」で 「キメバンプ」に入って「カットエンディング」! で大団円です。

その4 カラオケに合わせて演奏してみよう!

 ※カラオケの構成は

イントロ8小節の後は

Aメロ8小節+Bメロ4小節+Cメロ8小節+キメをくりかえします。

その5 動画をアップしたり質問してみよう!

 動画を撮影できる環境がある人は動画配信サイトなどにアップして頂ければ、

 見させて頂いてアドバイスいたします。

 その他質問などはコメント欄や個人ページに書き込んで下さい!

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