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スタンダードナンバー攻略「St.Thomas」

Posted on 2014年7月19日 Posted in スタンダードナンバー攻略
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その1 まずはデモ演奏を聞いてみましょう!

(下の画像をクリックでYouTubeへ移動します。)

 スクリーンショット 2014-07-17 16.56.59

デモ演奏を聴く

 

その2 曲のKeyとコード進行について

この曲はKey:Cです。

コード進行の解説です。

ディグリー(度数)での表記を行っています。ディグリーなどのコード理論についてはこちら。

これに慣れると、コード進行の理解が深まり、様々なKeyや曲に対応できるようになります。

stthomassheet

【曲演奏攻略】

●リズムサイドのポイント

ラテンの中でもカリプソ(カリブの音楽) と呼ばれるリズムが基本となった曲です。

レゲエのルーツの一つとも言われています。

 

なので基本としては、 「8ビートの2ビート」で 「アフロキューバン」のグルーヴが似合います。

 

また、ジャズミュージシャンが 沢山取り上げたので、「4ビート」ではありませんが、ジャズのスタンダードのイメージも強いです。

なので、ジャズセッションでは必須の曲ですので、そういう意味でも押えておくと良いでしょう。

 

リズム隊としては、 基本の「クラーベ」のパターンを 掴むことはもちろんですが、

さらにテーマのメロディに合わせた、 「8分のシンコペーション」 「ベース編」 をマスターしておくことがポイントになります。

 

これができると、テーマに合わせて キメをつくることもできますし、

アドリブ中もリズム隊で 「シンコペーションの駆け引き」 で会話して遊ぶことができます。

 

また、テーマが4小節ごとに 呼吸(休符)をしています。

そこで、テーマプレイヤー以外が 「合いの手」(オブリガート)を入れるのが通例です。 (特にドラマーが入れることが多いです。)

テーマへのレスポンスとして、

暗黙の了解で期待されることが多いので、 是非合わせて、遊びどころとして 押えておいてください。

 

また、 どうしてもリズムパターンや ラインが単純になってしまいがちなのも ラテンの難しいポイント。

はじめは音数やリズムを遊びを 最小限に押えて、

ソリストの盛り上がりに 余裕を残しておくことも セッション的に大事なコツです!

 

 ●ソリストサイドのポイント 

まずソロなどの音使いは以下のようになります。

ディグリー1234567
実音Key:Cドレミファソラシ
B♭管(D)レミファ♯ソラシド♯
E♭管(A)ラシド♯レミファ♯ソ♯

※ナンバリングシステムについてはこちらをご覧ください。

リードプレイヤーのコツは、

【リズム的に攻める部分とビバップ的に攻める部分の対比!】

がこの曲を攻略する大きなポイントです。

コード進行を見てもらうと分かるように、

Aメロ部分はほぼ2拍ずつ、コード進行が動いて2ビートを表現しています。

この部分は細かいコードにとらわれずに、

「リズム的に攻める」 というのが、オーソドックスでしょう。

 

その後、Bメロに展開すると、 コード進行が1小節ごとになります。

しかも、 IIIm-Vi7-IIm-V7 という「ビバップ」に打ってつけの 基本的な進行!

 

ここは割とビバップ的に、 コードに沿ってフレージングすると

リズム部分との対比が出て、締まったアドリブになりやすいです。

この曲のプレイヤーとしては代表格のソニーロリンズも、

この 【リズム的に攻める部分とビバップ的に攻める部分の対比!】 を上手く使ってソロを構成しています。

是非参考にしてみて下さい。

さらに、テーマプレイヤーは 4小節ごとに 「テーマのレスポンス」を周りのメンバー、

特にドラマーに「アイコンタクト」で要求すると、 この曲のマナーに沿う事ができます。

もちろん、必ず やらなければいけない わけではありませんが、

知っておくとより楽しめるし、 リズム隊と意思を交わしやすいと思います。

是非ポイントとして押えておいてください!しておいて

しっかり狙ってプレイした方がいいでしょう。

 

その3 具体的な構成の解説

構成は基本的な「AABA構成」です。

また、1コーラス合計16小節と短いので、 前テーマ、後テーマとも、 2回ずつ演奏するのがセオリーです。

アドリブは、 16小節を1コーラスと捉え、 合計2コーラス位でしっかり ストーリー展開できると まずは理想的です。

1コーラス目

【前半AA】「           」

【後半BA】「           」

2コーラス目

【前半AA】「           」

【後半BA】「           」

で大きくストーリー展開を考えましょう。

 

また、「Aメロ」は 「リズム的」アプローチ。

「Bメロ」は 「ビバップ的」アプローチ。

という風にコンセプトを分けるとロストしづらいし、

メリハリが付きやすいのでオススメです。

また、コーラスごとに大きく ストーリー展開をまとめると バンド全体で会話がしやすいと思います。

是非カリプソでグルーヴさせて下さい!

その4 カラオケに合わせて演奏してみよう!

 ※カラオケは5コーラス分入っています。

 

その5 動画をアップしたり質問してみよう!

 動画を撮影できる環境がある人は動画配信サイトなどにアップして頂ければ、

 見させて頂いてアドバイスいたします。

 その他質問などはコメント欄や個人ページに書き込んで下さい!

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