FTJS!の大島直樹です。
FTJS!で理論から一番遠いと
思われるわたくしから
2日連続で音楽理論に関する記事を書くこと
になるとは夢にも思いませんでした(笑)
少しづつジャズに親しんでいく中で
ハーモニーの会話の楽しさから得た
気付きを皆さんにご紹介できたらと思います。
当たり前のようですが
やはり
【理論を学ぶにも、まず口で歌えることが大事】
のようです。
音楽理論の本は
【音の体験】
を元に大昔からまとめあげられた
音の法則の辞書
これが理論として文章や譜面になって
しまうとその一番大事な「音」が
全く伝わってこないので
ただの情報として終わってしまいます
不思議なことに
頭の中で歌えないものは
いくら学んでも理解ができない!
そして覚えられない
覚えてもすぐ忘れてしまう…
逆に
いろんなジャンルの
沢山の曲に触れる中で
様々な音が口で歌えるくらい
頭の中にイメージを先に作ってあげて
後から理論で意味づけしてあげると
スっと体に入ってきまし、
理解も深まります。
歌えるかどうか確認しながら
学んでいく方法は
アドリブセッションにも直結するので
一石二鳥!
歌えもしないのに
ただ機械的にスケールを覚えて
指の動きの記憶だけで
むやみやたらに弾いていた
あの頃を思い出すと
歌えることのイメージの強さが
どれだけ偉大か痛感しております
まずは歌えること、
その後に理論書で背中を押してもらう
この順番なら
難しそうで、開けるのも
嫌になりそうな理論書が
これから先
楽しさのアイデア書になるのではないかと
予感している今日この頃です。
大島 直樹