こんにちは、畠山勇一です。
練習日記1では書ききれなかった
「ワンクッションの無駄に気づく」
について書いていきます。
(練習日記1はこちら
https://jamsession-web.sakura.ne.jp/?p=7704)
今回は「常識を疑え」という言葉がありますが、
それを痛感した瞬間のお話です。
皆さんは、どうしても出来ないことってありますか?
出来なかった理由に向き合って
いろんな角度からじっくり見てみた事はありますか?
「あります。」
僕自身そう答えられると思っていました。
しかし、そうとも言い切れないのです。
もちろん、自分の視点ではいろいろと考え、
答えに辿り着けた事もありますが、
自分は「自分自身の色眼鏡」をかけて見ているのです。
具体的な話をするとですね。
僕は速弾きができない
「速弾きコンプレックス」を持っています。
なぜ出来ないのか?
自分自身の色眼鏡で見るとこうなりました。
「僕は不器用で才能がないから弾けないんだ…」
ところが、
体の使い方まで、熟知した斉藤社長の目から見ると
「才能ではなく、体の使い方に問題があるだけ」
といいます。
もちろん、
速弾きの世界大会とかのレベルであれば、
ある程度の生まれ持った骨格や筋肉なども影響してくるでしょう。
しかし、
アドリブ演奏で使われている程度を目指すのであれば、
間違いなく「体の使い方」にポイントがあるのだそうです。
人それぞれ癖があり、
癖は個々に違うので、
今回の具体的な話は役に立たないかもしれませんが、
考え方の参考にしてみて下さい。
前回の日記にも書いたように
僕にはピックを思いっきり下に振り抜く癖があります。
それにより、
ピックを下から上に移動させて弦を弾く
「アップピッキング」が超ヘタクソなのです。
更に言うと
なんと
アップピッキングは
そのまま下から上に向かって弦をはじけば良いだけのに、
下に向かう無駄な動きが微妙に入っているというのです。
つまり
上手い人は
「上にあがるだけ」
ヘタな僕は
「下にワンクッションおいてから上にあがる」
という無駄な動作があったのです。
自分にとっては自然な動作なのですが…
見る人から見れば、実は無駄があった。
そういわれて
じっくりゆっくりスローテンポで動きを確認してみると
本当にそのような無駄な動きを感じました。
とはいえ、自分にとっては
「無駄な動きがある動き」が自然な動きなので、
速く動くための動きは非常に違和感を覚えました。
これは、意識してなんどもチェックしてもらいつつ
修正していくしかありませんね。
今回のまとめ
・人は自分自身の色眼鏡をかけて物事を捉えている。
・上手い人の動きや教えを学ぶ事で新しい視点に気づくこともある。
・無駄のあることでも自分の中で常識なものは自然の動きになってしまう。
この日を境に
ますますギターが好きになりました!
「まだ上手くなれるかも?」と思える事
成長を実感できる事はモチベーションをあげてくれますね♪
今回の内容が少しでも役立って
みなさんの音楽ライフがより豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。