こんにちは、畠山勇一です。
FTJS!のイベント時にカメラを持って来てくれる
生徒のOLさんがいらっしゃいます。
そのカメラを複数人で回して
アマチュア即興カメラマンの生徒の皆さんで
撮影していました。
※今回の内容はカメラ撮影についての話ですが、
プロカメラマン的な技術などは一切わかりません。
あくまで素人目線です。
それを持ち主のOLさんが選別して
Facebookにアルバムを作って限定公開であげて下さったのですが、
その時に、
「撮影者が変わるとアングルなどに個性が出ている」
ということに気づいたそうです。
本人の言葉をそのまま載せます。
「セッションをやったからこそ多少なりとも身についているであろう
リアルタイム感やスピード感、
全体を見渡す目なんかも写真撮影に影響してるのかな?
とふと思ったんだけどどうなんでしょうね???」
とのこと。
これ、答えから言ってしまうと、
「セッション的視点とカメラアングルの個性は関係大有り」です!
このOLさんは鋭い視点をお持ちですね。
セッションが上手い人は
時には俯瞰したり、時にはクローズアップしたり、
反応も素早く、オイシイところを拾うのが上手いです。
こんな視点を手に入れるには、
現在の自分の視点を認識すると何かヒントが見つかるかもしれません。
今回のセッション的なコツは、
【自分がどんな視点でジャムセッションやライブをみているかをチェックする】
です。
それが写真や動画撮影OKなものならば、
自分なりのアングルで撮影してみるのも良いでしょう。
そうやって、撮ったものや鑑賞したものを
友人や音楽仲間と一緒にいろいろと話してみると
面白いかもしれませんね!
自分には見えてなかった一面が見えて来て
新しい視点が身につくかもしれません。
以前、僕らも
講座の時のデモ演奏を生徒さんに
何度か動画撮影してもらった事があります。
ある生徒さんは
「定点カメラのように全員がまんべんなく映るように撮影」してくださり、
また別の生徒さんは
「リード楽器やボーカルなど花形を中心に撮影」してくださり、
更に別の生徒さんは
「面白いやりとりのところをクローズアップしたり、
アングルをくるくる変えて面白おかしく撮影」してくださりました。
そうやって、同じ
「セッションデモ動画撮影」でも
とっても個性が出ているのが印象的でした。
自分の担当パートや、
ジャンルの嗜好
セッションの楽しみ方
そういったもので、見ている視点が全然違うというのは
面白い事ですね。
【今回のまとめ】
・同じものを見ていてもそれぞれが見ている視点は違う
・写真や動画を撮ると自分の価値観や視点が客観的に確認できる。
・同じものを見たり聞いたりした時の価値観の違いをシェアしよう!
視点の違いはセッションに限った事ではありませんね。
例えば、友達や恋人と映画を見に行ったとしますね?
その後カフェかどこかで、
その映画について興奮しながら話をする。
そうすると、
「感動した場面」
「印象に残っている言葉」
「お気に入りの登場人物」
などが、
「何から何まで全て一緒!」
なんてことはほとんどありえませんよね?
全く同じものを見たり聞いたりしても、
視点も価値観も人それぞれ違います。
価値観や視点が違うからこそ、
ぶつかったりもしますが、
違うからこそ、
共通項がある場合は「そうそうそう!」
と深く共感したりしますね。
奥が深いのが人付き合いなのだな〜と実感する今日この頃です。
ジャムセッション=(音での)コミュニケーションなので
日々の生活の中でもいろいろと発見がありそうですね!
今回の内容が少しでも役立って
みなさんの音楽ライフがより豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。