こんにちは、畠山勇一です。
数回に分けて書いて来た目標設定シリーズも
そろそろ最終回にしていきます。
今回は
【ステージをあげて最速でレベルアップしよう!】
というもの。
前回のお話でも書きましたが、
僕は学生の頃ゲーマーでした。
特にRPGが大好きでした。
RPGには
映像と音楽で生み出す世界観
壮大なストーリー
レベルをあげてキャラ強くして倒していくバトル
などが詰め込まれているので、
ファンタジーや物語、そして音楽が好きな僕が
のめり込むのにそんなに時間は必要ありませんでした。
それだけハマっていながらも、
最後までやりきったゲームはそんなにありません。
理由の1つはこちら
https://jamsession-web.sakura.ne.jp/?p=7339
でも触れましたが、
「次に遊ぶゲームがなかった」からです。
しかし、もう1つ大きな理由があります。
それは、
「レベル上げに飽きた」からです。
ここで少し補足ですが、
多くのRPGは主人公たちの強さを
「レベル」という形で表示しています。
敵と闘い、倒すと経験値がもらえ
ある一定の経験値に達するとレベルアップし
キャラクターは一段階強くなるのです。
レベルが高くなればなるほど
次のレベルに上がるための経験値が多く必要になります。
RPGには要所でボスと呼ばれる強敵と戦います。
昔の僕は性格的に
・余裕を持って敵に挑みたいので石橋を叩いてわたる心配性
・アイテムを消費したくないケチケチ貧乏性
・戦略を考えるのがめんどくさい
というような性質を持っていたために、
レベル上げを堅実にやり過ぎてしまうんです。
レベルが上がるにつれてそこらへんの敵は
簡単に倒せるものの経験値が全然もらえないので、
必要以上に時間がかかります。
進みが遅くて次第にこの作業に飽きてきます。
「なんのためにこれやってんだろう?」となり、
そのゲーム自体を放棄してしまいます。
ボスが強いのは当たり前なんだから、
道中手に入るお助けアイテムや
レベルアップで覚えるキャラクターのワザを
駆使したりして全力を出し切って死闘を繰り広げて勝つのが
本来の醍醐味のはず。
勇気を持って、
ボスに挑み、なんとか倒して、次のステージへいく。
そうしたら、
前のステージでちまちまザコ敵を倒して
何時間もかけてあげてたレベルが、
ものの数分で上がったりします。
僕がRPGを最後まで楽しみたかったのならば、
そのちょっとの勇気と知恵が必要だったのかもしれません。
今のステージで十分すぎる以上の準備は
自分の成長を遅くしている原因にもなっているのです。
これは現実世界でもいえることですね。
なので、
「理論とか、テクニックとか、
バッチリ身に付けてからセッションしよう」という考え
もちろんこれは悪い事でありませんが、
「とりあえず、セッションに参加してみよう!」と参加してから
「あ〜これがこういう事なのか」と理論を結びつけていく人の方が
上達が早いのも頷けます。
今回のまとめ
・同じステージで必要以上のレベル上げをする事は時間がかかる。
・知恵と勇気を持って、そのときの全力でボスに挑もう。
・次のステージにいくことでまた次の大きな成長がある。
様々な角度から目標設定について書いてきました。
目標設定をする時も
何も考えずに飛び込むのは無謀な事ですが、
いつまでたっても飛び込まないのは何もしていないのと同じとも言えます。
『実践なき理論は空虚である。理論なき実践は無謀である。』
日本では数年前に『もしドラ』(略称)がヒットしましたが、
その小説の元となっている経営学者ピーター・ドラッカー氏の言葉です。
勇気と知恵と、
そして何よりも「その目標を達成したいという自分の気持ち」
それらをバランスよく掛け合わせて、
僕は今年まずはギターを頑張ります(笑)
みなさんの目標設定の参考になれたら幸いです。
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。