

こんにちは、畠山勇一です。
今回は
「ジャムセッションが最短距離で上達する方法 」
って言うことで、書いていきますが
これ、
先に結論を言ってしまうと
「ジャムセッションはジャムセッションでしか身に付かない。」
この一言に尽きます。
それを言っちゃ〜って思うかもしれませんが、
紛れもない事実です。
ジャムセッションは、
(いつも言っていることですが)
コミュニケーションなんですよ。
会話と一緒で、
会話は会話しないと身に付かないんですよね。
身をもって体感しております。
それというのも、
僕は今講座の司会進行を離れて
事務的な業務を担当していてですね、
講座にも参加しない週もあり、1週間以上、
家族とか親しい人としか会わないんですね。
人と会話をしない日々を送るのです。
僕は人見知りだし、
静かに過ごすのが大好きなので
それはそれで幸せなのですが(笑)
やっぱりそれでも人と会いたくなります。
そういう時に
会話的なコミュニケーション技術になまりを感じます。
座りっぱなしのデスクワークで体もなまります。
とっさに反応できなかったり、
表情筋が固かったり、
今までできていたことがうまくできないんです。
それってやっぱりジャムセッションにもあらわれます。
講座で司会進行をし毎週ガッツリジャムセッション
しまくっていた時に比べて、
演奏量が減っているのももちろんありますが、
なかなかイメージが体とリンクしてこないんですね。
そういえば、
外国語を扱う人から、実地で使っているときは
バリバリ話せたけども、
使わなくなると
とたんにしゃべれなくなったという話も
聞いたことがあります。
それと近いのかなって思います。
単語のボキャブラリーとか発音の仕方とか、
体に染み付いたものはそんなにすぐには忘れない
と思うのですが、
(セッションでいえばフレーズや歌い回しですね。)
それが会話となると、
頭の中にある膨大な知識・経験の中から、
瞬時に的確なものへアクセスする
瞬発力と反応力が必要なんですよ。
こればかりは、
実際のジャムセッションでしか身につかないのです。
なので、
「ジャムセッションが最短距離で上達する方法 」は
「365日ジャムセッションをすること」
っていう極論が答えになってきます。
ジャムセッション=コニュニケーションを
念頭に置いてやっているならば、
奇麗な演奏と言う意味での質よりも
セッションの量です。
とはいえ、
そんな特殊な状況にいる人はほぼいないでしょう。
なので、今の自分自身の状況に
少しだけで意識を加えるのです。
もしジャムセッションできる仲間がいないのならば、
普段の生活のなかからセッション的な観点で、
耳や思考を鍛えましょう。
FTJS!Twitterで流れてくる
【楽器が無くてもセッション上達法】
を参考にしてみてください。
仲間はいるけど、
バンドで曲を演奏しているというならば、
楽器や譜面から目を離し、
アイコンタクトを交わしながら
目と耳でメンバーの演奏を聴いて
演奏をしてみてください。
そして、ちょっとでも
セッションに興味のある仲間がいるならば
ドとレの2音などの
非常にシンプルなセッションから
まずはやってみてください。
内容がシンプルだとしても
新鮮な楽しさが味わえるのではないか
と思います。
まずは、やること大事です。
ぜひ、ご自身の環境に合わせて、
ジャムセッションを身近に感じられる意識を
取り入れてってみてください。
本日のまとめ
・ジャムセッションはジャムセッションでしか身につかない
・毎日ジャムセッションできるのが理想
・ジャムセッションを身近に感じて過ごす
お読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。