

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
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【パート間や人間関係のトラブルの軽減】
これは昔,私が実際に経験したトラブルなのですが,
セッションを始める際にその時中心になる音である
「キー」を決める必要があるので,その時は全員が
弾きやすいようにキーをC(いわゆるド音)にしたのに,
セッションを始めるとなぜか音が外れて聴こえ,
ずっと違和感を抱いたまま演奏することになりました。
それでしばらく演奏を続けても違和感が抜けず,
改めてよく全体を聴いてみると,原因が掴めました。
その時のサックスの初心者の方だけ,B♭(シのフラット)
のスケールで演奏していたのですが,この時私は
管楽器の知識がなかったので,スケールがB♭に
なっていますよと言ったのですが,その方は
「ちゃんとCのスケールで吹いている」認識なのです。
その事が実音を聴いて分かったので,私はその方に
「キーをDにして吹いてみてください」と伝えると
その後は問題なく楽しくセッションできたのです。
これはサックスは「移調楽器」と言われ,
運指のしやすさの関係で実音と楽譜の音に
ズレが生じるために起こることなのですが,
弦楽器ばかりをプレイして管楽器の知識がないと
こういったトラブルにもすぐに対処できず,
むしろそのことを知らないのを棚に上げて
「おい!キー間違ってるぞ!」なんて言おうものなら
そこから人間関係がギクシャクして後々トラブルに
発展しかねない事になるのです…
こういった意味でも,自分の担当ではない楽器の事も
ちょっとでも知っている事で全体の助けになる事も
決して少なくなく,その事が発端となるトラブルも
未然に防げる意味でも,サブ楽器経験は大事だと
その時特に強く思いました。