

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
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【自分自身の条件に応じたカスタマイズを】
もちろん,出版社的にも「間違った知識」は当然載せられないので
この「1フレット〜の原則」自体を疑ったわけでは無く,
実際今も私自身基本的にはこの原則に則った弾き方はしています。
しかし,実際には指の間は必要以上にほとんど広げておらず,
むしろ4本の指をほとんど密着させたまま,弦上で指を
スライドさせる様にして,私自身基本的には弾く様にしています。
(実際はもっと色々と細かい要因や条件などがありますが,
本筋の話題からはズレるので割愛させて頂いています。)
ここの「指の間を伸ばさずに脱力して」弦を押さえる…という様な
細かく文章化もなかなか難しい感覚的な技術は,
結局自分自身に合った方法を探し続けて会得するしかない部分で,
確かに教則本でもこの辺りのニュアンスを解説するのは
「誰にも当てはまるわけではない」「誰もに合うことしか書けない」
ということから考えても,難しいだろうという事が想像できる訳です。
この事から分かるのは,教則本をただ鵜呑みにしているだけでは
この辺りの「自分に合った情報の取捨選択」ができないので,
時に自分にとっては効果の薄い練習を延々と続ける羽目になる事と,
もちろん「間違った知識」を書いているわけでは無いので,
実際にはそれらを現場でどう自身に合った形でアウトプットするかを
試行錯誤して検証を重ねるという努力過程は絶対に必要になる事で,
論理の世界で,前者のように一般的な理論を実際のケースに
当てはめて運用する考え方を「演繹(えんえき)的思考」,
逆に後者のように実際の状況や条件,結果から経験的な部分から
一般化させていく考え方を「帰納(きのう)的思考」と言いますが,
実際は個人の性格やタイプでどちらの考え方が強いかという差があり,
どちらに偏ってもそれぞれの考え方に弱点もあるので,
理論(インプット)と実践(アウトプット)の両輪のバランスが
音楽や楽器演奏でも如何に大切かということに
私自身気付かされたのがこの「運指問題」のエピソードです。