

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
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【タブ譜のメリットとデメリット】
ギター・ベース特有の,指板で弦を押さえる場所を
フレットの数字で書いているので視覚的に
把握しやすい「タブ譜」というものがあります。
元々五線譜は「各音階の音が1つずつの鍵盤に
1対1で対応している」というピアノの性質に
特化したものなので,ピアニストには向いていますが
ギターやベースは,例えば低いC音は音色や
位置こそ違うものの,4弦ベースでも
3弦の3フレットと,4弦の8フレットの
2ヶ所で出せるというような,
同じ音でも数ヶ所で鳴らせるという性質があり,
弾きやすさと音色のどちらをとるかという,
ギターやベース特有の選択と決断が発生し,
これは特に初学者にはかなりの負担になります。
そこで予め押さえる弦のポジションがわかりやすい
タブ譜は,そんな負担が減らせ,特に意識しなくても
タブ譜をなぞりさえすれば弾きたいベースラインが
最小限の労力で弾けるというメリットがあります。
自分のお気に入りの曲をすぐに弾けさえすれば良い!
という方には十分なメリットだと言えますし,
楽器を演奏する楽しみを実感しやすい意味では,
私はタブ譜の活用も方法としてアリだと思っています。
ただし,長い目で見て自分でベースラインを構築して
色々な場面で色々な人と合奏していきたいという方には
結局自分で考えて試行錯誤して工夫を重ねる過程が
絶対必要で,そういった機会を奪われる事になるので,
今度はそのタブ譜の概念がデメリットになります。
また,タブ譜自体が間違っている可能性もありますし,
その弾き方が「正解」であるとも限らず,実はもっと
効率的で弾きやすい方法を工夫して発見する機会を
無くしてしまうことも十分あり得ます。
確かにすぐに出来るものではなく,時にある程度の
忍耐や努力の様なものも必要になるのですが,
それでもちょっとその曲を聴いただけで,
「こうベースを演奏したら良いかも」という
道筋が自分でわかる様になり,
しかもそれをすぐ演奏で再現できるようになることで,
対応できる曲が指数関数的に増える方が,結果的に
長い期間演奏を楽しめるという考え方もあるので,
「利便性と即効性」「持続性と可能性」のどちらを
取るのかという話になってくるのではないでしょうか?