

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
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【音のコミュニケーション力とは!?】
先ほどのメタ認知能力の話で,コミュニケーション力の
話を少しだけしたのですが,なぜこれが音楽でもとても
重要なのかについて詳しく解説したいと思います。
音域の話でのマスキング効果やカクテルパーティー効果の
解説の際にも取り上げた通り,人の耳は実は思った以上に
自分の音は注意深く聴いているつもりでも,
相手の音までは聴けているようで聴けていないですし,
もっと言えば自分自身の音ですら時に聴けていないものです。
もっとも,これは人間の耳が元々自身に及ぶ恐れのある
何らかのアクシデントや災害などをいち早く察知して,
その危険にできるだけ早く気付き,回避しようとする
性質があることから,そういった仕様になっているものの,
実際に他のパートと合奏する際には
それがマイナスに働く場合もあることを理解し,
周りの音も聴こうとする練習を積み重ねていくことで,
劇的に演奏の内容が良くなる事も珍しくないのです!
しかし,どうして「周りの音を聴くこと」がここまで
実際の演奏の内容自体も大きく
左右する事になるのでしょうか?
それを紐解くために,「ジャムセッション」という
即興合奏をここでは例に上げたいと思います。
初心者から達人まで音楽キャリア,演奏の腕前など
一切関係なくその場ですぐできる事で即興で
合奏することを「ジャムセッション」と言いますが,
このジャムセッション自体(ある意味では合奏全て)が
言葉ではなく楽器を使った「音と音との会話」とも言え,
会話が盛り上がるにはコミュニケーション力が必要なように,
演奏が盛り上がるために必要な音のコミュニケーション力も
また存在していて,演奏上とても重要な能力だと言えます。
というのも,いくら演奏技術に長けているプレイヤーでも,
この音のコミュニケーション力がなければ,
そのテクニックが的を射た方向に活かせずに,
感動を与えるどころか逆に共演者から嫌われてしまう
要因になる可能性すらあるからです。
では,具体的に音のコミュニケーション能力とは
どの様な事を指すのか,次に解説したいと思います。