

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
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【ベースで得られる音楽的経験】
ここまではベースが合奏内にいる際に,アンサンブルに
どんな恩恵を与えるかにフォーカスしてきましたが,
今度はベーシストが演奏経験で得られる
恩恵について解説していきたいと思います。
前述の通り,ベースは音楽の三大要素全体に
密接に関わってくるパートなので,必然的に
全体を演出してリーダーシップを取る立場になります。
言い換えればベーシストは常に,合奏中にパート全体や
その音に注意を払い,ドラマーが居ればドラムと共に
次の展開を直前に示唆したり,
他のパートが小節感覚(サイズ)間違いをして
アンサンブルがずれた場合にベースラインで
現在地点を知らせてずれを調整したりと,
その低音の影響力を活用して全体のサウンドを
取りまとめたり,修正が必要な箇所は修正しやすく
持っていく「調整役」としての役割が求められます。
もちろんこの役割をバッチリ果たすためにも
演奏経験や場数を踏んで,その都度トラブルを経験し
その対処法をその過程で身につけ,
どうすればトラブルを未然に防げ,
起こったとしてもどうやって
早急に解決できる様にするか…
そんな試行錯誤がベースを弾く際に少しあるだけでも,
明らかにベースの演奏力だけでなく,
他の楽器パートを担当する際であっても
「今,音楽的に何が必要か」というアンテナが
研ぎ澄まされ,実際にその場面で的を射た演奏とは
どういうものかが分かるので,楽器を練習するにも
実際的で的確な練習メニューを自力で把握できるので,
結果的に身になる速度が全然違います。
そのためにも,認知心理学でいうところの
「メタ認知」の能力を鍛えれば鍛えるほど,
状況把握力も上がり,問題解決力も高くなるのです!
この「メタ認知」については少し説明が
必要だと思うので,次で詳しく解説します。