

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
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(今回のコラムは
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【マスキング効果と全体のサウンド】
映画などでよくある,無線での通話でノイズが入り
肝心の会話が聞き取りにくくなるような現象を
「マスキング効果」といい,
高音なら高音,低音なら低音というように,
元々聴きたい音と近い周波数の他の音が
聴きたい音と同時に鳴っていると
マスキング効果が高く(聴こえにくく)なります。
また,音の間の周波数が違っていても基本的には
低音の方が他の高音へのマスキング効果が高く,
(高音からの低音へのマスキングがないわけではない)
よくあるパターンとしては,
ベースの音量が大きすぎるために
他のパートの音が聴こえづらくなるケースです。
だからといって低音が小さすぎても,
前述の通り曲全体の深みが出ないので
大事なのはあくまでも全体のバランスだと言えます。
実際にステージで演奏している時の「中音」と
客席にいる状態で聴こえる「外音」とが
必ずしも一致しているとは限らず,
演奏者はステージ上では客席での聴こえ方が
直接は分からないので,演奏前にPAエンジニアさんに
サウンドチェックで全体や個々の音量や
バランスなどを聴いてもらい,状況に応じて
外音を微調整したり,各パートの音量や音質の
微調整の方針を聴いたりする必要があります。