

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
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【鍋料理から見る楽器の位置関係】
というわけで,ここからは音楽を鍋料理に例えてみて,
各楽器の位置関係を捉えていきたいと思います。
まず,音楽の基礎・骨格部分とも言える
「リズム」を司るドラムや打楽器は,
鍋の容器そのものの立ち位置だといえ,
鍋がないとそもそも鍋料理を作れません!
次にてっちりならふぐ,すき焼きなら和牛といった,
鍋料理のメインになるのが曲のフロントパートである
ボーカルやリードギター,管楽器ですとサックスや
トランペットなどというような
最も聴衆からの注目を浴びるパートです。
とはいえメイン具材だけで鍋料理は決して成立せず,
栄養や見た目,味わいなどのバランスを加味して
野菜や豆腐などの具材の引き立てや味わいがあってこそ
全体が調和し,味わい深くなると言えます。
鍵盤や伴奏でのギター,トロンボーンなどの管楽器も
このあたりの立ち位置であるからこその
音楽的な深みや彩りの表現を支える重要な存在です。
そしてベースやコントラバス(ウッドベース),
管楽器だとチューバ辺りの低音を担当する楽器は
私は鍋でいう「出汁(だし)」の部分と捉えていて,
もちろんメインの具材やその他の具材のように,
具体的な形を認識しづらいものの,
最初に鍋に入っている出汁を昆布で取るのか,
あご出汁にするのか,はたまたチゲ鍋かカレー鍋か…
最初の出汁の部分は,「どういう鍋にするのか」を
最初に決定的に方向付けるために重要な位置付けで,
ベースはまさにこれから演奏する曲を
「どういう曲にするのか」という方向性を付ける
重要な位置とすると,多少は分かりやすいでしょうか?
しかもその出汁は他の具材から出るエキスと重なり,
最初の状態よりもさらに味わいと深みを増します。
そう…メインの具材もそんな多くの食材からの
旨味が凝縮された出汁と共に味わうからこそ,
さらに具材自体の味も引き立てられるのです!
形が捉えづらい抽象的なものであっても,
実際には全体に大きな影響を与え,
また音楽自体を明確に形作っている…
ベースはまさに音楽の部分も全体も引き立てることで
音楽全体の印象を作り,形作る重要なパートなのです!