

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
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【音楽の三大要素の実際】
このように音楽の三大要素をそれぞれ
解説してきましたが,実際の所
どうやって演奏の現場で活かされるのか,
抽象的で実際に演奏しないとその感覚は
掴みにくいのかもしれませんが,
できるだけ分かりやすく解説していきます。
あえて例えてみるならば,
リズム・メロディ・ハーモニーの三大要素
それぞれの部屋があったとして,
演奏時には基本的に各楽器パートのメンバーが,
3つ全ての部屋に少なくとも1人は居る
状態にしておく必要があります。
空き部屋があると,音楽が成立しない
…とまでは言えませんが,それでも
演奏の難易度も上がり,表現方法も限られ,
その分曲の成立も難しくなります。
もしくは,メンバーは役割自体を「兼任」するために
各部屋の「中間」に居ることも可能ですが,
その場合は複数の役割をこなす必要があるので,
必然的にその楽器パートの負担が増大します。
逆に,実際の演奏時の楽器パートが多いほど,
それぞれにかかってくる三大要素の
各表現の負担自体を減らせるので,
より流動的でコミュニケーションを図りやすく,
最小限の表現で最大限の効果を生みやすい
演奏の場にする事が実現しやすくなります。
また,1曲の間にメンバーは同じ部屋に
居続けなければならないわけではなく,
状況に応じて別の部屋に移ることも可能です。
ただ,パートによって入りやすい部屋と
入りにくい部屋があるという条件は確実にあって,
そう考えると特にドラムや打楽器は
リズムの部屋からは中々出られないでしょうし,
ボーカルもメロディの部屋からは
中々出られないことが想像できます。
(もちろん,出ること自体は可能ですが)
ベースの立ち位置としては,リズムの部屋から
ハーモニーの部屋にいつでも入れるような
準備をしながら,実際に各部屋を行き来しつつも,
メロディの部屋の状態を常に意識して
周りを見ているようなイメージでしょうか。
少なくとも,部屋に引きこもっていては
変化する状況に対応できないでしょうし,
ほとんどリズムの部屋から出られない
ドラムですら,その部屋の中だけでも
ハーモニーやメロディの部屋の状態を
常に気にかけながら微妙に位置を
変えているわけなのです。
大事なのは各パートがそれぞれの場面で
どういう役割分担をすればバランスが良いのか,
そこを念頭に置いて演奏することで,
そういった環境がリアルタイムで変化する
状況であっても,円滑に協力して
音楽をより良くしていけると考えています。