

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
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【ベースを経験した方が良い理由】
ベースに限らず,メインパートの他に
サブ楽器もプレイする事は,
実は結果的にメイン楽器の上達にも
繋がると私は感じています。
詳しくは後述しますが,音楽には
リズム・メロディ・ハーモニーの
3つの構成要素があり,
楽器によってそれらの要素に
向き不向きがあります。
音楽的な演奏をするためには
演奏メンバー全員でこれらの
要素の内の何を担当するかを
明確にしながら演奏する必要があり,
しかもその役割は演奏中であっても
場面や状況によって流動的に変化するので,
「今自分自身はどの役割に回ればいいか」
が適切に判断できるようになるためにも,
メイン楽器とは別の役割を持つ
サブ楽器を経験することは
大いに意味があります。
特にベースは音楽の3つの要素全てに
大きな影響力を持つ楽器なので,
人の聴覚は本能的に
自身の身の回りの音に
気を取られやすい事を考えると,
ベースを経験することで
自身の音だけでなく他のパートの音も
総合的に捉えた上で,
その場の演奏全体を「俯瞰的」に捉え,
不足部分を補い,全体のバランスを調整する
司令塔のような捉え方が鍛えられ,
結果的にメイン楽器をプレイする時も
同様の考え方で全体の音楽的状況を考慮した
選択肢が取れるようになり,
自分自身も他のメンバーも
演奏がやりやすくなったり,
最小限の労力で最大限の効果を出せる
高コストパフォーマンスの
演奏が出来るようになったりと,
長い目で見て大きなメリットがあるのです。
【サブ楽器がメンバーの人間関係をも良好に!?】
また,サブ楽器をプレイすることには
音楽的メリット以外にも
演奏メンバー間の人間関係をも
より良くするメリットがあると
私は思っています。
もちろん全ての方がそうではありませんが,
自分自身のパート楽器の事しか
分からないし興味がない人ほど,
演奏中やその前後に起きるトラブルの原因が
明確に特定できない状態であっても,
自分以外のパートにその原因を疑ったり,
的を射ているかも分からない漠然とした
要求を周りにすることで,
演奏メンバー間の人間関係の対立や
軋轢の原因となり,音楽的トラブルが
そのまま対人トラブルに発展してしまう
リスクが非常に高く,
非常にもったいない印象を持つ場面を
私もこれまで嫌というほど見てきました。
もちろんこの根本の原因は
「自分を変えようとせずに
他人をや周囲を変えようとし,
責任転嫁するような考え方」
なのですが,私はこのリスクは
サブ楽器を経験することで
かなり抑えることが出来ると思っています。
というのも,サブ楽器は基本的に
メイン楽器ほどプレイをこなせないはずで,
楽器を始めたての初心者さんの
気持ちがとても良く分かるようになり,
またメイン楽器と違った音楽的役割で
演奏に関わることになるので,
メイン楽器だけでは分からなかった
「盲点」に多く気付くことで,
その楽器をプレイする奏者の気持ちが
とても良く分かるようになり,
軽々と他のメンバーの演奏内容に対して
文句を言ったり口出ししようとする
事ができなくなるはずなのです。
音楽はたとえソロプレイであっても,
自分一人だけで成立するものではないので,
そこをよく理解でき,
周りに感謝と尊敬の気持ちを持って
演奏できるプレイヤーが増えれば増えるほど
真の意味で音楽自体を楽しむことが
できるようになるでしょうし,
そのための手段としてサブ楽器を
経験しておくことはとても有効だと
私は強く実感しています。