
お気に入りに追加@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
「それ,もっとこう
弾いた方がええで」
「もっと◯◯せなあかんで!」
…というような,@@LASTNAME@@さんがよく
言われたであろうことが
今から,たとえそれが
どんなに内容的に正しくとも,
どうして言われた人の
心に響かないのかを
見ていきましょう!
以前のこのメルマガでも,
人にアドバイスを
していい条件として
1
相手よりも圧倒的にその分野で
知識も経験も優っている場合
2
相手がアドバイスを求めている時
というお話をしましたが,
今回はまた別の
切り口で見ていきます!
こうした「ダメ出し」が,
なぜ相手の心に
響かないのかは,
もちろん
・そもそもその
ダメ出しが的外れ
・相手のTPOに即していない
・そもそもその相手の事を
良く理解していない
という要素も
大いにあるのですが,
「その相手に,どういう
メリットをもたらすか」
をしっかり伝えていない事が
ほとんどではないでしょうか?
それを踏まえて,
以下の2つの言葉を
比較してみましょう!
「もっとこう弾かないと!
でないと今度から
呼んでもらえなくなるよ!」
「一つアイディアがあって,
ここをそういう
弾き方もOKなんですが,
あえて今回の場合は
こんな感じで弾いてみても,
私はかなり良くなるんじゃ
ないかと思うんですが…」
@@LASTNAME@@さんなら,どちらに
耳を傾けようとされますか!?
…だいたいは後者の
方だとは思いますが…
では,なぜそう思わせるのか?
気になりませんか!?
それは,後者の場合
「聴き手(の考え)を
変えようとしていない」
「その聴き手のありのままを
しっかり認めている」
ここが重要なのです!
でも,言っている内容はほぼ
一緒だという事がポイントで,
要は
「相手を変えようとしていない」
「それなら言葉を発する
自分自身を変えている」
「かつ,相手にしっかり
メリットを提示している」
事が出来ているかで,
こうも相手に与える
印象は変わってきます!
実はコミュニケーションで
大事なのは,
「伝える内容よりも
『誰がいうか
(信用度・親密度)』
と
『どう伝えるか
(伝え方の工夫・相手への思慮)』」
ということになってきます!
これは実際の演奏でも然りで,
音楽は元々自己表現の
手段ですのでOKなのですが,
「どう相手に対して
自己表現するか」
「どうすれば相手に
伝わる伝え方ができるか
(逆に,自分自身ならこう
言ってくれたら聞いちゃうな)」
という視点を持つだけでも,
かなりコミュニケーションも
円滑に進むことでしょう!
(ほら!ちゃんとメリットを
提示しているでしょう(笑)!?)
