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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
個人的な経験ですが、
一つわかってきたことがあります。
【性格が男性的な人は
目標を一つに絞ると
達成しやすい!】
【性格が女性的な人は
やりたい目標を全てやると
結果的に達成しやすい!】
大事な部分を
さらに強調しておきます。
あくまで【男性】
ではなく【男性的な性格】
あくまで【女性】
ではなく【女性的な性格】
で目標達成の方法が違う!
ということ。
けして、生まれ持っての性別を
指しているのではありません。
楽器の習得一つをとっても、
たくさんの人を見ていると
明らかにゴリゴリの
男性的な性格の人と、
ワクワクを大事にする
女性的な性格の人で
完全に成功パターンが
違うことがわかります!
でも勘の鋭い方は
お気づきのように
目標達成とかの
イカツイ話になると。
ほぼ【目標は一つに絞れ!】
という成功パターンばかりが
情報として入ってきます。
でもこれが当てはまらない人も
当たり前だけど存在する!
なぜこんなことになるのか?
というと、
【楽器プレイヤーは
圧倒的に男性社会だから】
もちろん、今では
女性のプロプレイヤー
も増えていますが、
まだまだどのジャンルでも
男性の方が圧倒的に多いです。
そして男性の中でも、
たくさんのライバルを
蹴落として俺が一番
目立ってやるんだ!
という自己顕示欲の
強いタイプが自然と競争に勝つ
ことで権威を獲得し。
そして、
そういう人の言動や
過去の記録に
注目が集まりやすいので、
男性的な【目標は一つに絞れ!】
という成功パターンが
広く流布します。
もちろん一つの楽器習得の
成功パターンとして
これはこれでありです。
が!
実はそうじゃない人も
世の中たくさんいる。
個人的には
そろそろ逆側の人にも
スポットライトを当てた
成功パターンが
たくさん出てきても
いい時代なんじゃないか!?
と感じています。
もっと調和を重んじる
女性性の高い人が
ワクワクして本当に
やりたいことで成果を出す!
そんな時代がきても
いいだけの条件は
すでに整っていると感じます!
女性性の高い女性はもちろん、
女性性の高い男性も
日陰者にならない世界!
実は僕自身はこの
【女性性の高い人達も
成功しやすい環境】
をジャムセッションで
創ろうとモガいています。
ではそのために
根本的にどうすればいいのか!?
やり方はまだまだ試行錯誤中ですが、
答えはうっすらと見えてきています。
【女性性の高い人達も
成功しやすい環境】
を作るために必要なことは
【情報を絞る力を
個々人が身につけること!】
目標は一つに絞れ!
という情報ばかりが
目立つけど、
自分には合わない
と思ったらすかさず
その情報をシャットアウトする力
を身につけるのが必須!
インターネットが発達して
情報爆発が起こりました。
これ自体は素晴らしいですが、
残念ながら僕たちの脳は
その情報量を
すべて処理できません。
情報量、つまり選択肢が
増えれば増えるほど
人間は【選択しないことを選択する】
確率が上がってしまうことが
心理学的にわかっています。
本屋や動画サイトに行けば、
たくさんの素晴らしい
教則本や動画に
アクセスすることが可能。
でも、その情報量の割に
楽器が上達した人は
増えていますか?
周りを見ればわかりますよね。
統計をとったわけ
ではありませんが、
「昔とさして変わらない」が
おそらく現実に
一番近い答えだと思います。
たくさんの教則本やビデオは
自分に合う情報を
絞れない人にとっては
逆に毒にしかならないのです!
だから僕の主宰する
ジャムマスターコミュニテイでは
あえてカリキュラムを作らず、
その人に今必要な練習法を
一つだけリアルタイムで伝える。
という文化を徹底しています。
今も昔も変わらず、
【自分に必要な情報に絞って
情報量をコントロールできる人】
が自分にあった成功パターンを獲得する!
というのが、どうやら法則のようです。
僕自身の例で恐縮ですが。
僕は自ら進んでマルチプレイヤーに
なろうとしてなったわけではなく。
現場での必要に応じて
色々な楽器をプレイ
するようになりました。
でも、やっぱり
初期は色々な人が
「一つの楽器に絞れ!」
と言ってきましたよ。(笑)
セッション現場で必要だったので
無視しましたけどね。
改めて振り返ってみると、
僕の性格には
バンド全体が俯瞰して見える
「マルチプレイヤー」が合っていた。
ただそれだけのことなのですが、
やはり「目標は一つに絞れ!神話」
が楽器習得の世界では常識なので、
それを押し付けてくる人が
後を絶たないわけです。
これだけ豊かになり、
もっと自分の本心に
誠実になっても
良い環境が
整ってきた現代です。
大事なのは
【ダイバーシティー(多様性)!】
そもそも、「楽器が上手って何?」
という根本的な価値観が
一つではなくなってきています。
その人なりの
【ご機嫌な音楽生活】
という夢を叶えたろか!
スペシャル!!
という意気込みで今日も
僕はセッションに向かいます。
