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こんにちは!
セッションインストラクターの
斉藤彰広です。
今回の結論からいってしまうと、
何か新しいものごとに
チャレンジする時には
「自分はポンコツである!」
ということを笑いを持って
受容することが大事だよ!
というお話です。
最近はセッション初心者の
デビューを応援する機会が
また増えています。
その中で
「人間のポンコツ性」を
強く感じる出来事が
たくさんあります!
このポンコツ性は
受容派と拒否派に
綺麗に分かれます。
【ポンコツ拒否派】の人は
こんな滑稽な行動に出ます。
「アドリブは本当に
ドとレの2音から始められるし、
その方が周りが聞こえて
いいサウンドになりますよ。」
と、最初に強く僕はお伝えします。
特にアドリブが
うまくできるか不安…、
セッションデビューで
周りの人に受け入れて
もらえるか不安…、
という恐怖を
感じている人に限って、
周りを聞きながら
ドとレで反応できれば
全く問題ないですよ!
と力強く背中を押してあげます。
ところがどっこい!!
ドとレの2音で
シンプルにやれば大丈夫!
と言っているのに、
不安を抱えている人に限って、
いきなり弾きまくったりします。(苦笑)
案の定周りが
聞こえなくなり、一人暴走し、
本人が一番引き寄せたくなかった
「アドリブの失敗」と
「周りのメンバー
からの総スカン」
を食らうことになります…。
正直、
「こいつポンコツだなぁ!」
と心から思ってしまいます。
なぜなら、
【自分のポンコツさを
受容できていないから!】
ポンコツに見られたくなくて、
身の丈以上のプレイをしようとし、
案の定クラッシュ!
そして見事に周りから
事前の説明すら聞けない
ポンコツ人間の
レッテルを貼られる。
【自分のポンコツ性を
拒否するからこそ
周りからポンコツの
レッテルを貼られる!】
不思議ですが、
こういう原理が
世の中には
働いているようです。
よく考えてみたら、
初めてのことに
チャレンジするんだから
ポンコツに決まってるのに、
それを受容するのは
人間にとって
とても難しいみたいです。
逆に自分のポンコツ性を
受容できている人は
こんな行動に出ます。
「バンド全体を
キョロキョロ見回しながら
本当にドとレで反応だけする!」
楽器や楽譜から目を離し、
本当に周りをよく聞き、
シンプルに反応していきます!
素直にバンドの音に
反応していると
勝手にバンド全体が
盛り上がってきて、
本当にドとレの2音
だけなのに、バンドと
一体になる高揚感を感じれます!
この感覚を掴んだら、
セッションデビューは
まず大成功!!
【ポンコツ受容派】の人は
自分がポンコツだと
わかっているからこそ
素直に周りの音と一体になれます。
「自分のポンコツ性を
受容しているからこそ
周りから応援され、
いい結果を掴んでいく!」
こんな原理も、
世の中には流れている気がします。
【ポンコツ受容派】と
【ポンコツ拒否派】
の間の大きな結果の差について
実例をお話しましたが、
さらにもう一つ
人生をグルーヴさせる
秘訣があります!
それこそが【笑い!】
特に真面目な人に限って、
【ポンコツ受容派】
になろうとする時に
「やっぱり自分は
ポンコツなんだ…。」
と真面目に考えすぎて
凹んでしまい、
結果、受容できずに
拒否派に戻ってしまう
ケースがあります。
でも!
そもそもを考えてみてください。
人間は生まれた瞬間は
親の庇護がなければ
生き延びることすら
できないポンコツなのです。
馬みたいに
生まれた瞬間から
プルプルしながら
立ち上がれるようには
できていないのです!
つまり、
【元々ポンコツに設計
されているのが人間】
なのです!
ところが
大人になるにつれて
無駄なプライドや
固定観念が
知らず知らずに
身についてしまい、
自分がポンコツ
であることを忘れて
傲慢になってしまいます…。
だから、こんな滑稽な
仕組みになっている
【人間のポンコツ性】を
笑いながら受容
してしまいましょう!
アドリブセッションに限らず
【ポンコツ受容派】になれば
全てのことがうまく
生きやすくなると思います。
ピンときた人はぜひご参考に!
