
お気に入りに追加ミュージシャンであるならば。
やはりライブというのが
見せ所の一つであり究極のゴール。
ですが、実はこのライブが
ミュージシャンを
ダメにすることもあるのです!
こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
今回のテーマは
【ライブがミュージシャンを
ダメにする!?】
です。
誤解がないように先に言っておきますが、
もちろんライブは楽しいし、
ガンガンやったほうがいいと思います。
でも、ちょっと用法、用量を間違えると
途端にミュージシャンの首を締めます。
どういうことかというと。
【大事なライブの後は
必ずモチベーションが下がるから!】
きっと、読者の方の多くも
経験があるんじゃないでしょうか?
このライブが今の自分の集大成だ!
と気合を入れてやればやるほど、
ライブ前は極端な緊張に苛まれ、
本番が終わるとその後3日くらい
下手したら数週間も
何もやる気が起こらなかったこと。
ライブに限らず、
学生時代の受験なども、
勉強を頑張れば頑張るほど、
試験が終わった後は、
気合が抜けて、何もやる気が
起こらなくなったこと。
と、このように、
人間の心というのは
【モチベーションをあげれば
必ず下がるようにできている!】
のです。
なので、ワールドツアーを回るような
世界的バンドが、そのツアーを終えた後の
長いオフ期間で。
メンバーと全然連絡が取れなくなったり、
暴飲暴食で激太りしたり、
アルコール中毒や薬物中毒で
体を壊したり、逮捕されたり…。
と、色々な事件が起こりやすいのです!
と、そんなライブの悪い一面を言われても
ライブやらないわけにはいかないよ!
という方も多いとおもいます。
そこで、提案です。
【ライブを日常にしてしまえば
フラットモチベーションでいられる!】
ライブをすることは
ミュージシャンならば大いに結構!
なのですが、
それを必要以上に特別なものに
自分の中でしてしまうと、
モチベーションの乱高下が起こってしまう。
それならば、
ライブをするのは日常茶飯事!
という心構えを作ってしまえば、
モチベーションの上げ下げは無くなるし、
ライブの内容自体も、
心が落ち着くのでよくなります。
実際、素晴らしいライブプレイヤー
というのは、日常的にステージに立っています。
だから、常に一定以上のクオリティで
どんな場所でも演奏することが可能なのです。
そして、ライブが終わった直後も
いつもの日課である楽器練習や
トレーニングなどを淡々とこなします。
この境地を目指すと、
ライブがあなたの首を絞めることなく、
楽しいライフイベントとなるでしょう!
とはいえ、僕自身は
駆け出しのころ(今も駆け出しですが 笑)
そんなに頻繁にライブのチャンスなんて
作れなかったので、
毎日のようにセッションしていました!
(大げさじゃなく、
365日の勢いでやっていました。苦笑)
ピンときた人は
これも一つのアイデアとして
是非参考にしてみてください。
ミュージシャンにとって
最高の見せ場であるライブを
最高の形で利用しましょう!
