
お気に入りに追加こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
今回は結論から言いましょう。
いいスタジオ練習と
悪いスタジオ練習の違いとは、
【時間を計っているか、
いないかの違い!】
これは、さらに突っ込んで言うならば、
そのバンドがいいバンドであるか
悪いバンドであるか?
そのものにも関わってくる指針です。
例えば、バンドでスタジオ
に入って練習するとしたら、
どんな項目が思いつくでしょうか?
1 楽器のセットアップ
2 ウォーミングアップ
3 譜面と構成の確認
4 初回通し練習
5 部分練習
6 最後にもう一度通し練習。
7 片づけ、完全撤収。
こんな流れが一般的でしょうか?
この時に、まず悪い練習を繰り返している
バンドの特徴は、
「半分くらい遅刻してくる。(笑)」
この雰囲気が蔓延しているチームは
まずダメです。
これはバンドに限らず
会社でもサークルでも
チームでやるときに
遅刻者が多い場合は
同様に結果が出ていない
場合が多いですね。
ここまでは最低ラインとして。
さらに全ての練習項目を
【時間を計ってやること!】
これができているバンドやチームは
実はほとんどありません。
でも、だまされたと思って
やってみるとむちゃくちゃ効果が出ます!
「いい職人さんは腕時計をしている。」
という法則をご存じでしょうか?
今では携帯が当たり前になって、
時計をしていなくても、
誰でも気軽に時間を見ることができます。
でも、たとえばポケットに入っている
携帯を取り出して、カバーを開け、
時間を見るとすると、
一回にかかる時間は2~5秒はかかりますよね。
でも、腕時計なら、コンマ数秒です。
これを作業しながら一日に何回確認するのか?
一か月だったら何回?
一年だったら??
と考えると、
とんでもない時間をロスしていることが
わかりますよね。
こういったところから
いい職人さんはみんな腕時計をしているそうです。
話を戻します。
別に腕時計をしなさい。
という話がしたいのではありません。
その練習が何分かかるのか?
をしっかり計測しているということは、
【より短い時間で
チャレンジする指針ができる!】
ということなのです。
一つ一つの練習に
現状時間がかかりすぎていても
問題ありません。
計測すると、自然と
次回はもっと短い時間で
効果の高い練習を考えよう!
という思考になっていくからです。
そうすると、
同じような効果のバンド練習でも、
依然と半分の時間でできるようになる。
そしたら、スタジオを借りる時間を
短くして経費削減、または
個人練習の時間を増やす。
はたまた、スタジオは同じ時間借りて、
練習の濃さが倍以上になる!
と、そのバンドやチームの状況に合わせて
色々な選択肢が生まれるのです。
こういう工夫をしているバンドと
ただダラダラ練習をしているバンド。
最悪は遅刻者が半分以上いて練習にならないバンド。
これらのバンドが
1年後にどういう差になっているのか?
みなさんもう明白ですよね。
いいスタジオ練習と
悪いスタジオ練習の違いとは、
【時間を計っているか、
いないかの違い!】
ピンと来た人はぜひチェックしてみてください。
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
