
お気に入りに追加こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
音楽の達人と呼ばれる人達は、
全て例外なく
「自分の個性」を持っています。
そして、
それを音で表現しています!
好き嫌いをしっかり置いておいた上で、
あなたの知っている有名なプレイヤーを
振り返ってみて下さい。
まさに全ての人に
強力な個性があるはずです。
(音はもちろん、性格も!)
と、こういう方向で話をすると、
「自分は個性のない
性格だからダメです。」
という結論を、
しっかり検証もするまえに出してしまう人が
かなりの数います。
でもご安心を!
人間というのは根本的にアナログです。
デジタルのように、
0か1かで綺麗に割り切れるように
もともとできていません!
なので、例えどんなに精巧に
他人をマネしようとしても
絶対に自分の個性がにじみ出てしまうのです。
つまり、
本当の結論を先に言ってしまうと、
【力を抜いて、素直にプレイすれば
あなたの個性は勝手に
音に変換されてしまう!】
というお話なのです。
プロ、アマ、国内、海外全て含め、
それなりの人数のミュージシャンをみてきた結果
「個性のないプレイヤー」の典型例が見えてきました。
例えば、
1 必要以上に楽器や
機材にこだわり過ぎている人
2 その日の機材で
サウンドが変化してしまう人
3 会場やスタッフなど
周りの環境に依存して
サウンドが変化してしまう人
大きく分けると、こんなタイプのプレイヤーは
総じて「個性のないサウンド」を出します。
なぜなのかというと、
【自分ではなく周りの影響で
音を出そうとするから!】
楽器だったり、機材だったり、
環境だったり、おおよそ自分では
コントロールできないものに頼って
音を出そうとするので、
その都度サウンドは変化してしまうし、
何より自分の内側から出ていないので、
個性を感じないサウンドになります。
逆に、達人と呼ばれる人達の
サウンドはどうでしょうか?
達人たちの共通例として
1 どんな楽器でも
その人のサウンドがする!
2 いつもニコニコしていて
周りのプレイヤーのテンションをあげる!
3 どんな悪条件、悪環境でも
それなりのサウンドを引き出し、
かつ必ず感謝を述べて帰っていく!
少なくとも僕のであって来た達人たちは
こんな共通項をお持ちでした。
そして、こういうタイプの人というのは、
本当に素直です。
かなりお年を召していても
全ての人を丁重に、
そして対等に扱おうとしてくれます。
そして、そんな性格だからこそ、
特別なテクニックや奇をてらった事を
むりやり披露しようとはせず、
ただ単純に、
【素直に音楽を楽しみつつ
楽器を弾くだけ】
を本当にサラッと実行します。
すると、人間というのは不思議なもので
そういう素直なサウンドというのは
一発で見分けるます。
そして、なぜか感動してしまうのです!
つまり、
【力を抜いて、素直にプレイすれば
あなたの個性は勝手に
音に変換されてしまう!】
ということなのです。
そして、この方向で音楽を捉えると
はっきり見えてくる事実があります。
【達人になるのに才能は必要ない!】
生まれ持った才能は全く必要ありません。
むしろそんなものは大抵
あなたの個性を邪魔します。
それよりも、ちょっとだけ考え方を変えて、
【いつも素直に純粋に音楽を楽しむ!】
これだけで、
あなたの個性は勝手に音に変換されて
世の中に放たれてきます!
本当ですよ。
是非参考にしてみて下さい。
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
