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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
スタジオミュージシャン、
あるいはその志望者の大半が
大成しない理由というのがあります。
その理由は
【スネ夫タイプが多いから!】
日本を代表するコンテンツ
「ドラえもん」
その中に出てくる
主役級のメンバーに
「のび太」、
「スネ夫」、
「ジャイアン」がいます。
「のび太」はいわずもがなな
いじめられっ子タイプ。
「スネ夫」は強いものに巻かれて
上手く立ち回るタイプ。
「ジャイアン」はガキ大将で、
典型的な昭和のいじめっ子タイプ。
最近のいじめっ子は
また感覚が違うようなので、
あえてこんなカテゴライズを
してみます。
そして、良い悪いは置いておいて。
かつ僕の経験上のお話ですが。
大人になってから
面白い人生を歩んでいる人、
大成してる人が多いと感じるのは、
「のび太」タイプだった人か、
「ジャイアン」タイプだった
人がほとんど!
逆に、「スネ夫」タイプで、
面白い人にあった経験は
ほとんどありません!
「のび太」タイプは、
小さい頃にいじめられた
コンプレックスを跳ね返す時の
エネルギーで物凄いものを
生み出します!
さらに、弱い側の気持ちが
わかるので
凛とした強さを感じる
優しさをもつ人が多い。
このタイプは
登校拒否とかしてたのに、
急に会社立ち上げて
成功しちゃうタイプ。
「ジャイアン」タイプは、
まさにお山の大将!
敵には容赦ないが、
一度仲間だと認めた奴には
徹底的に世話を焼きます。
先天的に強い力を持っているので、
暴走すると手が付けられませんが、
父性的愛に目覚めると
途端に強力なチームを創り上げ、
大成していきます!
暴走族の総長とかこのタイプ。
「スネ夫」タイプは、
基本的に超優秀な人間。
ものすごく頭が良くて、
空気を読む力もある。
その場の力関係を即座に判断して、
一番楽で、スムーズな場所に移動し、
バランスを取り始めます。
現代だと、偏差値の高い
大学出身の人はこのタイプが
非常に多いです。
こうして見比べてみると、
「のび太」タイプと
「ジャイアン」タイプ。
そして「スネ夫」タイプの
決定的な違いが見えてきます。
【スネ夫タイプの生き方が
一番ラクな道!】
それこそ、良い悪いを置いておいて、
のび太とジャイアンの生き方は、
片目をつぶってみても大変!
ぶつかりまくりの人生!!
逆に「スネ夫」タイプの人生は
比較的ラクです。
なぜなら、
能力を活かして上手く
ポジショニングすることで、
やらかした時には、
世間の矢面にジャイアンを立たせ、
辛く汚い仕事は
のび太にやらせてしまえば
いいからです。
だからこそ逆に。
本人は何もしていないので、
振り返ってみると
何の力もついていない。
こうして、
人生の後半になればなるほど、
のび太&ジャイアンタイプと、
スネ夫タイプの本質的な力の差が
浮き彫りになっていきます。
そして話を音楽に戻すと。
スタジオミュージシャンが
しっくりくる人は、
本質的にスネ夫タイプ。
なぜなら、世間の称賛も批判も
一身に受けてしまう、
コンプレックス満載の
ぶっ飛んだスタープレイヤーを
フロントに置き。(のび太タイプ)
全ての責任を一身に背負って
決断し続けるプロデューサーを
バックに置き。(ジャイアンタイプ)
悪く言うと、
ただ上手く演奏していれば良いから。
(スネ夫タイプ)
もちろん、実際に
スタジオミュージシャンになると
こんなに簡単には割り切れませんが、
傾向としては当たっている
と思います。
ここでさらなる本題ですが、
僕はこのお話で
「だから
スタジオミュージシャンは
ダメなんだよ!」
と言いたい訳ではありません。
むしろ、日本人の大半は
「スネ夫」タイプだし、
スネ夫タイプな生き方を
望んでいるんじゃないでしょうか!?
(僕がスネ夫タイプじゃないから
はっきりわかります!)
実際、のび太やジャイアン
ばかりでは世の中廻りません。(笑)
スネ夫が多いからこそ、
ある程度不自由なく
皆が暮らせます。
そこで僕が思うのが
【スネ夫は
ローカルスターを目指そう!】
スネ夫がスネ夫であり続けると
本質的な力は身につかない。
かと言って、
のび太やジャイアンみたいに
極端な生き方は性に合わない。
ならば、地元で
100人~1000人のファンを抱える
ローカルスターになってみる!
自分で自分をプロデュースし、
小規模で良いから
自己表現を地元の仲間とやってみる。
この循環に入ると、
実は大半の「スネ夫」タイプが、
ただのバランサーではなく、
本質的な力を持った面白い
「ネオスネ夫」(笑)
になれるのでは!?
なんて、勝手に考えてしまった、
本日の思考実験でした。
僕自身は
この循環を
生徒さんや仲間達と
創りだしたいと思います!
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
