
お気に入りに追加@@LASTNAME@@さん,こんばんは!
「オールジャンルジャムセッションで,
ステキな音楽仲間と楽しく
音楽活動でコミュニケーションする!」
ミュージックコミュニケーションプロデューサーの
Nori Shinsawaです!
思うところがあって,
メルマガで特別連載として,
学校生活に馴染まず,
高卒で家庭崩壊の状態から
独学でベーシストを志す男
(Nくんとでもしておきましょう)が
海外に武者修行に行くまでの,
そんなお話をしております!
もし宜しければ最後まで
お付き合い頂ければ幸いです!
(第1話はこちら!
Nくんの父親は優しいものの
仕事人間で接する時間は
あまり長くなく,
母親は竹を割った性格で
とても気が強く,
自分の考えを正しいと思い
それを人に押し付ける
所があったので,
Nくんとは全く
合いませんでした。
学校の先生からは
「Nくんは協調性がなさすぎる。
もっと周りに合わせた
振る舞いをして欲しい」
(思えば,当時の先生も
自分の担任のクラスで
問題を起こされたく無かったから
この様に振舞っていたのだと,
今となってはハッキリ分かりますし,
それも致し方ないと思う反面,
人の言うことを鵜呑みにせずに,
常に自分自身で客観的に物事を見て
自身の主観を持つ事も大切だと,
Nくんはこの時子供なりに
悟っていたのでした。)
と家庭訪問や面談の度に
言われたのを正しいと思い,
Nくんはその度に
言い分も聞かれることなく
頭ごなしに同じ様に
言われ続けたので,
Nくんは母親とコミュニケーションを
取る気も失せていました。
Nくんもまだ子供で,
親無しにとても自立できる
環境では無かったので,
何を言われてもひたすら
耐えるしか方法は無かったのです。
しかし,中学3年の時の
担任の先生は違いました!
「他のクラスメイトが
Nくんの精神年齢に追いついていない。
人をナナメに見る者もいるので
敵も多くなるだろうが,
本当は周囲の方が
Nくんを見習っていくべき」
と,今までの先生とは
真逆の事を家庭訪問で
母親に言ったので,
母親も正直なところ,
混乱している様子でした。
小さい時から病弱で
入院費もかさみ手がかかるのに
全く可愛げもなく
「子供だまし」が全く通用しない
Nくんに母親は愛情を注ぐことが
できないことを,このNくんは
すっかり見抜いていたので,
お互いがとにかく距離を置こうと
していました。
反面,家族でなくても
理解者は居る場合もあり,
そういう人を大事にするのが
必要だとNくんは考えたのです。
実際,心理学でも
「『親なら誰でも子供のことを
大事に思っている』というのは
ウソである」
という事が明らかになっています!
もちろん子を思う親が
殆どであるとは思いますが,
少なくともNくんは
自分の家はそうではない事を
分かっていました。
(この経験が後に,
「メタ認知」という,
自分の考えや経験が
正しいとは限らず,
もっと良い考えがあれば
それまでの自分自身の
考えを変えて行く必要がある!
という気付きに
役立ったのだと思います!)
この時同時に,
「何か自分の中で
生きる理由を見つけないと
自分がダメになってしまう」
という衝動に駆られつつも,
何をすれば良いかわからないまま
遂に中学を卒業することになりました。
しかし,この中学3年生の時の
出会いがあったからこそ,
Nくんは
「高校ではそういった
自分自身の生きる理由を
見つけよう!」
という,新たな
目標を見出せたのです!
(第3回に続く!)
