
お気に入りに追加もしあなたが
世界の名だたる
オーケストラをバックに、
最高のソロを披露する
超一流コンサートプレイヤーに
なりたいなら、
この記事はまったく役に立ちません。
すぐに閉じて下さい。
でも、一生楽器を楽しみ、
そして一生をかけて
上達したいと考える
幸せな音楽志向の方ならば、
最高に参考になると思いますので、
是非最後まで読み進めて下さい!
こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤彰広です。
今回のテーマは
【楽器練習効率化のポイントは
「ダウンサイジング」!?】
です。
楽器を手にした人ならば必ず、
「もっと素早く上達できる
練習は無いのかな?」
と、考えた事があるでしょう。
でも、そんな抜け道は無いよ!
なんて、教則本や音楽教室の
先生に言われて、
地道に言われた事をこなしている、
なんて事はありませんか?
下手したら、
「一日8時間は練習したものです。」
なんて真顔で言われて、
よーし、少しでも近づけるように、
練習時間いっぱい確保するぞ!
と、無理をして生活を
圧迫してしまう…。
と、そこまでは行かなくても、
無意識に
「上達するには練習時間が必要だ!」
と考えてはいませんか?
もちろん、ある側面ではイエスです。
冒頭に戻りますが、
あなたがクラシックの
コンサートプレイヤーや、
超一流の
スタジオミュージシャンを
目指しているなら、
一日8時間以上の練習が
絶対必要でしょう。
(8時間やっても
なれない人の方が多い。)
ところが、
一生楽しみたい
幸せな音楽志向の人ならば、
この考え方は危険です。
というか絶対効果がでません。
なぜなら、
「長時間ぶっ続けて
練習しないと身につかない
超絶技巧をマスターする
練習になってしまうから!」
それこそ習うより慣れろで、
長時間楽器を触りまくり、
体で覚えないと絶対プレイできない、
超絶技巧系のフレーズを
マスターする練習に
無意識に突入して
しまうからなのです。
そして、この手の体育会的練習に
耐えられる体を持った人は、
けして多くありません。
普通の人がこの練習を始めると、
まず間違いなくどこか体を壊します。
それこそ子どもの頃からやっていて、
体が異常にやわらかいとか、
ボディコントロールが
天才的に上手いとかの、
才能がないと、
ほぼ100%失敗します。
また、ある程度そういう
練習をこなせてしまった人は、
しれっとした顔をして、
「8時間練習すれば
上手くなりますよ。」
なんて言ったりします。
絶対いう事をきいては
いけません!(笑)
凡人の僕たちと、
天才の体は根本から
構造が違うのです。
そこで、時間の面から考えても、
純粋な練習効率から考えても、
幸せな音楽志向の人にぴったりの
指針があります。
それが、
【ダウンサイジング】
です!
ダウンサイジングとは、
読んで字のごとく、
サイズを小さくするということ。
楽器練習の場合は、
無意識に長時間練習しなければ!
と思ってしまう思考を
思い切って捨てて、
逆に、
「練習時間を最高に
短くするには
どうしたらいいかな!?」
という思考で考える事を差します。
この思考で
練習メニューを考えていくと、
不思議な事に、
実は今の自分に全然必要ない練習を
結構沢山やっている事に
気付くと思います。
そう!
大抵の普通の人は
一度に一つの事にしか
集中できないし、
マスターすることはできません。
なので、究極にダウンサイジングし、
今の自分に必要な
最高の練習一つだけに
絞り込むのです!
実は、訳もわからず
色々なものに手を出すより、
この方がずっと練習としては効率的。
そして、一つできる事が増えると、
そこから派生して
沢山の事に応用が利くので、
結局いろいろ手を
出している人よりも、
実際の演奏スキルは
素早く身についてしまうのです。
もうお気づきのように、
この「ダウンサイジング」で
練習メニューを考えると、
「時間の短縮」
と同時に
「練習効率の爆発的向上!」
を手に入れる事ができるのです!
時間のない現代人、
とくに社会人の方には
超おすすめの練習法です。
ピンと来た方は
是非参考にしてみて下さいね。
今日も一日ガツンと
グルーヴしていきましょう!
