
お気に入りに追加@@LASTNAME@@さん,こんばんは!
今日は,決して頭ごなしに
「違う!」とは言いませんが
「物凄くテクニカルな
プレイで注目されたい!」
「もっと楽器が上手くなりたい!」
と日々思って練習しておられる,
そんな方がもしこのメルマガの
読者さんの中にいらっしゃったら,
「それ,だいぶ遠回りされてますよ!」
…と,私は声を大にして主張したい!
そんなお話を今日は配信します!
「オールジャンルジャムセッションで,
ステキな音楽仲間と楽しく
音楽活動でコミュニケーションする!」
ミュージックコミュニケーションプロデューサーの
Nori Shinsawaです!
私は,
「音楽=コミュニケーション」
だと思っています!
それはジャムセッションや
バンド活動はもちろんの事,
ソロでの音楽活動や
本当に一人で演奏する
弾き語りスタイルにおいても
(「自分自身」との対話です)
然りだと思っています!
M1グランプリに代表するような
漫才・お笑いの世界でも,
なんであんなにも
面白い話ができるのか!?
その一つの要因に私は,
「しっかりと会話のやり取りに
コミュニケーションが成り立っているから!」
という事が言えると考えています!
そもそも漫才の「ボケ」とは,
一見話が噛み合っていないように思いますが,
ボケる側も,まず相手の話題を
しっかりと聴いて,本来なら
こう返すのが良いだろう!
というモノが明確に見えていて,
(「ツッコミ」は正にココですよね!)
その展開を裏切って,
意外な方向に話を持っていくから
面白い「ボケ」になります!
つまり,面白い
「ボケ」も「ツッコミ」も
相手の話をしっかり
聴けているからこそ!
しかし,巷のジャムセッションに行くと,
周りの音も聴こうとせず,
ただ自分の演奏をソロで俺が俺が!と
「言いたいことを言いたいだけ」
主張しあって,全く会話が
成立していない事の,何と多いこと!
ちなみにですが,
「聴きたいけど,演奏経験が
無い(浅い)からそこまでの余裕が無い」
というのは,全く問題ないと思っています!
「演奏の腕前にかかわらず,
(特にある程度の経験を積んで
慣れてきた頃が一番危ない)
『周りの音を聴こうとしない』
=
『コミュニケーションする気がない』
=
『自分を良く見せる事にしか関心がない』」
というのが問題だと思っています!
そういう方は,
「どう喋るか?」
「どんな凄いことを喋ろうか?」
という事にしか目が向いておらず,
テクニカルな練習ばかりやっていて,
肝心の
「相手さんとどうやって
良いコミュニケーションが取れるのか?」
「どうしたら全体のサウンドが
より良くなって,その時
自分は何をすれば良いのか?」
…つまり,「聴く練習」が
圧倒的に欠けている事がほとんどです!
これは,自分自身を良く・凄く
見せようという承認欲求が強いので,
そもそも他人に関心が向かない事が,
逆に音楽的にも致命傷だということを
理解出来ていないのです!
とはいえ,私自身
テクニックを否定するつもりは
全くありません!
何を喋るかも大事ですし,
その表現手段が多いに
越したことはありません!
ただ,
「音楽=コミュニケーション」
である以上は,
「弾く」ばかりで「聴く」事が
出来ていないうちは,
マトモなコミュニケーションは
取れるはずもないと思ってしまいます!
逆に,まず
「弾かずに聴く」
事を実践した上で,
そのコミュニケーションに則っての
「噛み合っている」テクニックは,
まさしく「鬼に金棒」状態!
私はこここそが
「音楽=コミュニケーション」
と言えるポイントだと
実感しています!
明日は,この「聴く」事を
もっと掘り下げていきたいと思います!
