
お気に入りに追加@@LASTNAME@@さん,こんばんは!
「オールジャンルジャムセッションで,
ステキな音楽仲間と楽しく
音楽活動でコミュニケーションする!」
ミュージックコミュニケーションプロデューサーの
Nori Shinsawaです(^^)!
先日からの特別連載ということで,
いつもとはまた打って変わって
今回私が10年ぶりに
カナダ・トロントで演奏のための
滞在を決めた経緯を,
その時のメンタルの動きと
トラブルの対処法を踏まえて,
連載形式でお送りしていきます!
【10年後のトロント通信 25】
〜初めての路上演奏!!〜
意外とインド人街発のバスの本数が多くなく,
待つことおよそ20分強…
バスが到着する前に,
インド系の移民の方々や
黒人のお姉さん,
髪の毛をまさかの丸刈りにして
赤のメッシュを入れて
顔面ピアスだらけの
白人のお姉さんに囲まれて
ようやくバスが到着!
トロントは元々移民の街なので
普段はそんなに気にならないんですが,
今回のバスの乗客は
なんかメッチャ濃いぞ…
バスと地下鉄を乗り継いで向かった先は,
トロントのダウンタウンの中でも
特に人通りの多い,
トロント最大のショッピングモール
“Eaton Centre”の目の前の
カナダで初のスクランブル交差点が出来た
地下鉄”Dundas”駅の目の前にある
“Young-Dundas Square”という広場!
おそらく,人口520万人都市である
トロントのダウンタウンの中でも,
一番人通りの多い地帯!
何を隠そう10年前も,
私はここで路上演奏をやっていたのです!
ただ,この地域の路上演奏だけ,
ライセンスを取った時に付いていた
トロント市の条例に書いてあったのが,
「イートンセンターの周りでの演奏は
だけ許可されています」
「もしこの条例に違反する
行為があった場合は,
あなたが今享受できている
自由と権利を失うことになるでしょう」
(遠回しに身柄を拘束されて
裁判にかけられる事を言っている)
…マジか!!
正直夕方5時からが
一番のゴールデンタイムやのに!!
しかしこれに違反して
“Criminal record”(犯罪者記録)に
載る事を考えたら,仕方ないか…
日本から充電式アンプを持ってくるのは
飛行機の手荷物の重量を考えると
とても現実的ではなかったので,
今回はある作戦を立てました!
iPadに接続できる,20Wの出力が出る
充電式バッテリー小型スピーカーを
持ってきたのです!
Bluetooth対応なのですが,
無線接続は出音がとても遅れて
全く使い物にならないので
有線接続で対応しています!
これと,iPad用とベースのシールドをつなぐ
オーディオインターフェイスという
接続機器を併用して,
充電式アンプの代わりにするという
作戦を日本で思いついたのです!
と言うわけで,早速接続してみて
初回の路上演奏を始めました!
…
…
…
やばい!
人が多すぎて音が全く抜けへん(泣)!
正直,自分自身のモニターとしてすら
危ういくらいです!
近くを通って聴いてくれた人には,
割と反応があってチップも入ったのですが,
…これは設備的にかなり厳しい!!
こっちで充電式アンプを買うことも
視野に入れなければならなくなりました!
しかしそろそろ晩の演奏に
向かわなくては…と,
後片付けを始めようとした時!!
「あら!さっきのベース担いだお兄さん!
ここに演奏しにきてたのね!
ゆっくり聴きたかったわ」
と話しかけられたので
声のする方を見てみると,
あ!!
さっきのパンチの効いた
赤いメッシュのお姉さん!!
割とあっさりと
去って行きました(笑)
…っと,そうそう!
もう今日のライブ現場に
向かわなくては!!
