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一般論と経験論の間【メンタルブロックストラテジー・Vol.127】

Posted on 2018年8月14日 Posted in ミュージシャンのためのメンタルブロックを打ち砕くストラテジー
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@@LASTNAME@@さん,こんばんは!
「俺が言うてんねんから間違いない!?」
「常識的に考えたら!?」
これらの,よくある
こちらが求めてもいないのに
繰り広げられる
上から目線アドバイスもどき(^^;;
ただ,この2つは
起点になっている考え方が
実は全く逆になっています!
今からそれらを紐解いて
人が陥りやすい盲点について
お話ししたいと思います!
「オールジャンルジャムセッションで,
ステキな音楽仲間と楽しく
音楽活動でコミュニケーションする!」
ミュージックコミュニケーションプロデューサーの
Nori Shinsawaです(^^)!

論理的に物事を考えて行くのに
2つの真逆の考え方があります!
一般的な大前提から
個々の具体例を結論としていく
「演繹的思考(えんえきてきしこう)」
(「常識的に考えて…」の方ですね)
これは数学やら物理学などの
自然科学の考え方ですね(^^)
何か法則があって,それを根拠にして
具体的な何かを証明して行くような
考え方がまさにコレです!
逆に,個々の経験や1つの例から
一般的な法則を見つけようとする
「帰納的思考(きのうてきしこう)」
(「俺が言うから間違いない…」の方ですね)
実は,「音楽理論」なんかは
「あ!この音とこの音組み合わせたら
なんかカッコええからメモっとこ!」
と,音楽の先人たちがメモっていってくれた
おかげで,この考え方で成り立っています!

ただ,これらはそれぞれに
強みと弱みがあります!
よく化学の世界では多いのですが
演繹的な考え方で考えて行っても
「例外」
というものがあります(^^;;
この考え方が強過ぎると
何かのルールを絶対視してしまうあまり
そこから外れるモノを認められなくなります!
電球を発明したエジソンも,
晩年はスピリチュアルな研究の方向に行ったように,
科学と宗教的な考え方の境界が
分からなくなるような方は,
この考え方が強いと言えます!
そう…演繹的思考も過ぎれば
「盲信・融通が利かなくなる」
という弱点があります!
また,帰納的な考え方も
「あそこの和菓子屋さんのアンコが
メッチャ美味しいから絶対食べてみて!」
と,一押しされても,
それはあくまでその人の個人的主観・経験にすぎず
あんこがあまり好きではない私には
もちろん当てはまるわけがありません(^^;;
このように,帰納的思考が強すぎても
「自分の経験・価値観が絶対!
人を疑ってばかり」
という弱点が出てきます!

音楽の世界でも
「ベースはこんな感じで練習したら良いよ!」
と言われても,
それがその人に合っているとは
限らないでしょうし,
かといって何か
「このカリキュラムがあれば怖いものはありません!」
と言われても,
そこから応用力は付いても,
何かそのカリキュラムに穴が合ったとしても
そこに疑いのメスを入れないと
いつまで経っても欠陥を抱えたままになります!
そう…これらの考え方の
バランスこそが大事になってくる訳です!
そこで昨日お話しした
「メタ認知
;自分自身の今まで信じてきた信念も
今まで積み重ねてきた経験も
絶対的なものではないと考えて,
自分をも客観的に捉えられる考え方」
が重要になってきます!
私はこの「メタ認知」の話を聞いた時に
まさしく
「演繹的思考と帰納的思考のバランス」
だと思い,
今までで得た信念がありつつも,
その例外や穴に気付き
修正を掛けられる一方で,
自分自身の経験は経験で大切にしながらも
時と場合によってはそれらを疑ってみる
謙虚さを持っていく事だと思いました!

「メタ認知」のような
少々聞き慣れない言葉が出ましたが,
要はジャムセッションや演奏の世界でも然りで,
どうやったら上手くいくか,
その方法をやりながら探していく
軌道を修正することと
自分ももちろんのこと
相手の意見や経験も尊重し,
その中で良いものはどんどん取り入れ
自分自身をアップデートしていく
謙虚な気持ち
これが演奏でのコミュニケーションの
強みだと私は思っていて,
演奏の上達は,結局のところ
ここに集約されるのではないかと
考えるようになりました!
これらを普段から実践していくことで
「メタ認知」の能力を
より身につけやすくなっていく過程で
必然的に演奏能力や
コミュニケーション能力も
どんどん磨かれて行くことでしょう!
コツコツ出来ることからで十分ですので
今,何が出来るかというところから
考え,実践していければと思います(^^)

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