この記事は僕のツイッターで
行っている連続ツイートシリーズの一部。
(斉藤彰広のツイッターアカウントはこちら
https://twitter.com/saitoakihiro)
かなり反響があったので、
こちらでも改めてシェア致します。
それではどうぞ!
(1)先日、久々に実家の埼玉県熊谷市に帰ったら、
ちょうどお祭りだったので、大いに堪能して来ました!
(2)そんな中で改めて感じた事があります。
【お祭りのリズムは一体感がかっこいい!】
大人数が一体になって、
その街に代々受け継がれているお囃子を演奏する!
掛け声を合わせる!壮観です。
(3)正直に言うと、
昔はそんなにお祭りは好きじゃありませんでした。
僕はとにかく家を出たくて仕方なくて、
東京に出れば何か有るだろ!?
と根拠も無く思っていたタイプ。(笑)
その延長で地元のお祭りにも
あまり興味が湧きませんでした。
(4)更に音楽にのめり込んでからは、
邦楽より洋楽だ。ロックよりブルースだ。
ブルースよりジャズだ。
ジャズよりワールドミュージックだ。
ワールドミュージックよりクラシックだ。
最後は現代音楽だ!と、
次々に嗜好を変え、
音楽を解った気になっていた痛いタイプ。(苦笑)
(5)そんな僕なので、
頭ノリで手拍子をされると違和感があったし、
日本的な音楽はダサいと思っていました。
バリバリ日本人顔で、バリバリ頭ノリだったのに!(笑)
でも、もちろん今は自分のルーツをリスペクトしています!
(6)だって単純にお囃子ってかっこいい!
山車に乗った十人弱位のメンバーが、
大太鼓、小太鼓、金物、横笛、
そして掛け声で独特のグルーヴを出し、
ドンドン一体になって行きます。
更に他の山車が近づいて来ると、
テンポが違うので更に渦を巻くような
ポリリズムが展開されます!
(7)この時、
西洋のいわゆるビート音楽しか
受け付けない価値観だと、
見事に良さが分かりません。
何故なら、日本の音楽は
「間」で表現するからです。
能や歌舞伎になるとモロですが、
お囃子は一定のリズムも有るので、
ビート音楽至上主義の人には更に良さが解り辛い!
(8)そういう僕もビート音楽という
固定観念に縛られていた典型タイプ。(恥)
ある時、フリースタイルのダンサーと
【無拍子】(リズムではなく間の音楽)
で即興セッションをした時に、
ようやく目から鱗がボロボロ落ちまくった経験があります。
子供の頃から耳にしていたはずなのに!
(9)「郷に入っては郷に従え」
国が違えば、場所が変われば、人が変われば
ルールが変わります。
そのルールに反発する事も可能ですが、
大抵損をします。
何故なら楽しさは一体感の中にあるから!
(10)一体になれるからこそ、
そこから良いバランスで外れることも可能!
ある程度価値観を広げた耳で、
地元のお囃子を聞いた僕。
改めて自分のルーツと音楽の広い可能性、
そしてシンプルな一体感の気持ちよさを
再確認しました!
以上連続ツイートまとめでした。
ライブなどでも応用できます。
ピンときた方は是非参考にしてみてください。
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